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一覧に戻る北海道女子サッカーリーグは札幌大学ヴィスタが制す
24・12・11
5月4日から9月7日の日程で開催された「第19回道新旗北海道女子サッカーリーグ兼皇后杯JFA第46回全日本女子サッカー選手権大会北海道大会」で、札幌大学女子サッカー部ヴィスタが優勝、皇后杯への出場権を獲得した。
今シーズンの戦いは、昨年全国リーグの「なでしこリーグ2部」から降格したノルディーア北海道が参戦。例年の6チームから7チーム体制でのリーグ戦となっていた。
リーグ戦の注目は、全国リーグから降格したノルディーア北海道を筆頭に、昨年優勝の札幌大学女子サッカー部ヴィスタ、その他強豪高校女子サッカー部や、実力のある街クラブチームとの戦いなど、道内女子チームのレベルアップした混戦が予想されていた。
7チームによる変則的なリーグ戦の形式は、まず総当たり戦による前期リーグが行われ、前期1位のチームが国民スポーツ大会サッカー競技(成年女子の部)の北海道代表となる。
その前期リーグでは、札幌大学ヴィスタがノルディーアとの一戦を3−1で制した勢いもあり4勝2分けの無敗で1位となり、札幌大学ヴィスタが国民スポーツ大会の北海道代表の座を獲得。一方、優勝候補と目されたノルディーアが前期4位に沈む波乱の結果となった。
8月17日から始まった後期リーグでは、前期の成績に基づき、上位4チームと下位3チームに分かれてそれぞれリーグ戦が行われた。
後期リーグでの追い上げに注目されたノルディーアは、前期で敗れた札幌大学ヴィスタに2−1で競り勝ち、北海道文教大学附属高校に3−0と完勝、チームも浮上してきた。しかし、札幌大学ヴィスタが後期は1敗のみで乗り切り、前期の勝ち点と合わせた総合勝ち点20で優勝、皇后杯出場権を獲得した。期待されたノルディーアは前期の不調が響き最終勝ち点17となり3ポイント差の2位に終わった。
昨年まで全国リーグで戦っていたノルディーアに対し、道内の女子チームが「絶対に負けない」という熱い気持ちが見られた今大会。この戦いは、北海道女子サッカー全体の競技レベルアップにつながったが、やはり全国リーグに挑むチームが出てきて欲しいと改めて感じた1年だった。
■北海道女子サッカーリーグ最終順位(前期・後期総合)
1札幌大学女子サッカー部ヴィスタ(勝ち点20)
2ノルディーア北海道(勝ち点17)
3北海道文教大学附属高等学校(勝ち点14)
4北海道リラ・コンサドーレ(勝ち点11)
5クラブフィールズ・リンダ(勝ち点12)
6北照高等学校(勝ち点7)
7北海道大谷室蘭高等学校(勝ち点4)
■国民スポーツ大会サッカー競技成年女子の部
北海道代表:札幌大学女子サッカー部ヴィスタ(クラブフィールズ・リンダより2名追加し全国大会に参加)
日程:9月22日
会場:SAGAサンライズパーク
結果:広島県代表 3−0 北海道代表(札幌大学女子サッカー部ヴィスタ)
決勝:9月25日(優勝)広島県代表 3−1 宮崎県代表
■皇后杯JFA第46回全日本女子サッカー選手権大会
北海道代表:札幌大学女子サッカー部ヴィスタ
日程:11月24日
会場:セイホクパーク石巻 石巻フットボール場
結果:日テレ・東京メニーナ 6−0 札幌大学女子サッカー部ヴィスタ
決勝:1月25日(会場、エディオンピースウイング広島)
今シーズンの戦いは、昨年全国リーグの「なでしこリーグ2部」から降格したノルディーア北海道が参戦。例年の6チームから7チーム体制でのリーグ戦となっていた。
リーグ戦の注目は、全国リーグから降格したノルディーア北海道を筆頭に、昨年優勝の札幌大学女子サッカー部ヴィスタ、その他強豪高校女子サッカー部や、実力のある街クラブチームとの戦いなど、道内女子チームのレベルアップした混戦が予想されていた。
7チームによる変則的なリーグ戦の形式は、まず総当たり戦による前期リーグが行われ、前期1位のチームが国民スポーツ大会サッカー競技(成年女子の部)の北海道代表となる。
その前期リーグでは、札幌大学ヴィスタがノルディーアとの一戦を3−1で制した勢いもあり4勝2分けの無敗で1位となり、札幌大学ヴィスタが国民スポーツ大会の北海道代表の座を獲得。一方、優勝候補と目されたノルディーアが前期4位に沈む波乱の結果となった。
8月17日から始まった後期リーグでは、前期の成績に基づき、上位4チームと下位3チームに分かれてそれぞれリーグ戦が行われた。
後期リーグでの追い上げに注目されたノルディーアは、前期で敗れた札幌大学ヴィスタに2−1で競り勝ち、北海道文教大学附属高校に3−0と完勝、チームも浮上してきた。しかし、札幌大学ヴィスタが後期は1敗のみで乗り切り、前期の勝ち点と合わせた総合勝ち点20で優勝、皇后杯出場権を獲得した。期待されたノルディーアは前期の不調が響き最終勝ち点17となり3ポイント差の2位に終わった。
昨年まで全国リーグで戦っていたノルディーアに対し、道内の女子チームが「絶対に負けない」という熱い気持ちが見られた今大会。この戦いは、北海道女子サッカー全体の競技レベルアップにつながったが、やはり全国リーグに挑むチームが出てきて欲しいと改めて感じた1年だった。
■北海道女子サッカーリーグ最終順位(前期・後期総合)
1札幌大学女子サッカー部ヴィスタ(勝ち点20)
2ノルディーア北海道(勝ち点17)
3北海道文教大学附属高等学校(勝ち点14)
4北海道リラ・コンサドーレ(勝ち点11)
5クラブフィールズ・リンダ(勝ち点12)
6北照高等学校(勝ち点7)
7北海道大谷室蘭高等学校(勝ち点4)
■国民スポーツ大会サッカー競技成年女子の部
北海道代表:札幌大学女子サッカー部ヴィスタ(クラブフィールズ・リンダより2名追加し全国大会に参加)
日程:9月22日
会場:SAGAサンライズパーク
結果:広島県代表 3−0 北海道代表(札幌大学女子サッカー部ヴィスタ)
決勝:9月25日(優勝)広島県代表 3−1 宮崎県代表
■皇后杯JFA第46回全日本女子サッカー選手権大会
北海道代表:札幌大学女子サッカー部ヴィスタ
日程:11月24日
会場:セイホクパーク石巻 石巻フットボール場
結果:日テレ・東京メニーナ 6−0 札幌大学女子サッカー部ヴィスタ
決勝:1月25日(会場、エディオンピースウイング広島)
編集部