北海道からＪＦＬ（日本フットボールリーグ）加入チームをと、北海道サッカー協会も後押しする中、今季道リーグ王者の札大ＧＰが第３３回全国地域リーグ大会決勝大会に挑戦した。

　１１月２１、２２、２３日に行われた予選ラウンドは、各地域リーグ上位と全国社会人選手権１位・２位チームの計１６チームが４グループに分かれ、全国４会場で戦った。
　
　福島県いわき市（いわきグリーンフィールド）会場の札大ＧＰは、道リーグで初参戦、初優勝の勢いに乗って全国の強豪に挑んだ。しかし、２１日の予選ラウンド初戦、Ｇｒｕｌｌａ盛岡（岩手・東北代表）に０−１で惜敗すると、２２日はＮＰＯ横浜スポーツ＆カルチャークラブ（神奈川・関東?代表）に０−４と完敗。この時点で上位２チームが進出できる決勝ラウンドへの進出がなくなった。
　
　気持ちを切り換えた２３日のリーグ最終戦。ＮＴＮ岡山（株）岡山製作所サッカー部（岡山・中国?代表）と戦い、３−３で引き分けるもＰＫで敗戦（ＰＫ勝ちは勝ち点２）。ＪＦＬ初挑戦はグループ最下位と、全国の厚い壁に跳ね返される結果となった。
　
　やはり、ＪＦＬ入りのためには、道リーグ優勝レベルから１ランク以上の積み上げが必要か。同じくＪＦＬ入りを掲げるノルブリッツ北海道と切磋琢磨をし、全国に通用するレベルアップを期待したい。
　
　
◆決勝ラウンド結果（上位２チームがＪＦＬ自動昇格、３位は平成２２年度入れ替え戦予定）
１位　松本山雅フットボールクラブ
２位　日立栃木ウーヴァスポーツクラブ
３位　ツエーゲン金沢
４位　ＮＰＯ横浜スポーツ＆カルチャークラブ