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四国総体2022インターハイ、旭実と光星が1回戦突破も

22・08・11
 四国開催となった「令和4年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会」が、徳島県で7月24日から30日に行われ、北海道代表の2チームが全国の強豪に挑んだ。

 24日の1回戦、北海道第1代表の旭川実業高校は、徳島スポーツビレッジピッチCで、岐阜の帝京大可児高校と対戦。旭実は積極的な立ち上がりから前半15分に先制点を奪うと、帝京大可児の攻撃もシャットアウト。1−0の完封勝利で1回戦を突破した。

 同じく24日、道第2代表の札幌光星高校は、徳島市球技場第2競技場で、富山第一高校との一戦。前半は、富山第一の圧力に押される形でシュートを打たれるが、0−0で試合を折り返す。後半もスコアレスで試合が進み終了間際の35分、光星が劇的な決勝ゴールで勝利。北海道勢そろって2回戦に進出した。

 25日の2回戦、旭実は、徳島スポーツビレッジピッチBで日章学園高校(宮崎)と対戦。前半はスコアレスも、後半に日章学園に2点を奪われ0−2で敗戦となった。

 同日の徳島スポーツビレッジピッチC、札幌光星の2回戦は、聖和学園高校(宮城)とスリリングな試合展開となった。

 前日の勢い残る札幌光星は前半24分に先制し、1−0で後半に入る。ここから聖和学園が後半10分と17分に連続得点で逆転。1−2のスコアで35分ハーフの試合が終わろうかとしていたアディショナルタイム2分、諦めない札幌光星の同点弾が飛び出す。しかし、アディショナルタイム7分に聖和学園が決勝ゴール。2−3のシーソーゲームに札幌光星は沈んた。

 迎えた最終日(30日)の決勝戦。前橋育英高校(群馬)が1−0で帝京高校(東京第1代表)を下し、13年ぶりとなる2回目の優勝で幕を閉じた。
 
編集部