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天皇杯 札幌大学は2回戦も、J1クラブに屈する

22・06・11
 2022年度天皇杯JFA第102回全日本サッカー選手権大会1回戦が5月21日、22日に全国各地で24試合行われた。北海道代表の札幌大学は5月21日に札幌厚別公園競技場で、山梨県代表の山梨学院大学ペガサスと対戦、1−0で勝利し、2回戦へ進出した。

 1回戦の試合は前半36分、ペガサスのゴールキックを札大が拾うと、右サイドに展開。最後は中央でパスを受けた札大MF小笠原大将がうまいタッチからゴール左隅へのシュートを決め先制。

 後半に入りペガサスも猛攻を仕掛けるが、前半にあげた1点を札大が全員で守り抜き、1−0で勝利。2回戦へと駒を進めた。
 
 続く2回戦は6月1日、アウエーの等々力陸上競技場で川崎フロンターレと対戦した。

 J1の強豪川崎に挑む札大は、試合開始から攻め込む姿勢を見せるも、徐々に川崎ペースに。

 前半13分、川崎MF小塚和季がダイレクトシュートで先制点を決めると、16分には川崎の左CKからMFジョアン・シミッチのヘディングシュートが決まり0−2。

 さらに21分、札大ゴール前で札大DFのクリアボールを川崎FW知念慶がうまくヘッドで合わせ0−3。26分には、川崎MF瀬古樹が左ペナルティエリア外側から放った放物線を描くミドルシュートが決まり、0−4で後半へ。

 後半に入っても川崎ペースは変わらず、20分には札大ペナルティアエリア内でフリーになっていた川崎MF永長鷹虎が左足でダイレクトシュートを決め、0−5。

 その後、札大はCKから惜しいチャンスを作るが、決めきれず。川崎の余裕ある試合運びの前になすすべないまま試合終了。力の差を見せつけられる一戦となった。
編集部