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日本クラブユースサッカー選手権はコンサドーレU−18が準優勝に輝く

21・08・11
 7月25日から8月4日まで群馬県各会場で行われた「第45回日本クラブユースサッカー選手権(U−18)大会」に北海道代表で出場していた北海道コンサドーレ札幌U−18は決勝で名古屋グランパスU−18と対戦し、0−2で敗戦。惜しくも優勝にはあと一歩届かなかった。

 本大会には、9地域から勝ち上がった32チームが参加。リーグ戦Gグループに入った札幌U−18は、初戦(25日)のアビスパ福岡に6−0で大勝。翌26日の東京ヴェルディ戦は2−1で連勝。リーグ最終戦の28日、横浜F・マリノス戦は1−2で落とし、2勝1敗の勝ち点6。

 同グループ内で札幌U−18、ヴェルディ、マリノスの3チームが勝ち点6で並んだが、得失点差で札幌U−18(+6)が1位、ヴェルディ(+3)が2位でラウンド16に進んだ。

 29日のトーナメント1回戦(ラウンド16)、札幌U−18はジュビロ磐田に1−0の完封勝利。31日の準々決勝では優勝候補の一角でもあった清水エスパルスを2−1の接戦で退け、ベスト4入りを決めた。

 8月2日の準決勝は、鹿島アントラーズとの一戦。札幌U−18は1点を奪うとそのまま1−0で逃げ切り、2001年以来の決勝の舞台に進む。トーナメントに入りここまで全て最少得点差で勝利をつかんでおり、勝負強さが光る。

 迎えた4日の決勝戦の相手は名古屋グランパス。札幌U−18は、決勝まで勝利をもぎ取ってきた自信からか、押し気味に試合を進める。しかし、グランパスが前半39分と、後半31分の苦しい時間帯に得点すると、そのまま0−2のスコアで敗戦。2001年に続き準優勝となり、悲願の初優勝を飾ることは出来なかった。
編集部