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総理大臣杯北海道大会は札大が5年ぶりに優勝飾る

21・07・21
 上写真/5年ぶり26度目の優勝を飾った札幌大学サッカー部のメンバー(写真は札幌大学サッカー部提供)


「第45回 総理大臣杯全日本サッカートーナメント北海道大会」の決勝戦が、7月18日に札幌サッカーアミューズメントパークで行われ、札幌大学が北海道教育大学岩見沢校を2−1の接戦で下し、5年ぶり26度目の優勝を決めた。

 今年度の本大会は、新型コロナウイルスの感染症対策として、1、2回戦を道央、道南、道北、道東地区に分けて分散開催とした。それでも対戦相手が確定後、6チームの棄権があるなど他のカテゴリー同様、やはりコロナの影響が出た。

 その中、シードの札大と岩教大は、7月10日の3回戦から登場。札大は札幌国際大学に10−0、4回戦は北海道教育大学函館校に10−0と危なげなく17日の準決勝に進出。ここで、近年力を付けてきた北翔大学に2−1で競り勝ち決勝へ。

 逆山の岩教大は、初戦の3回戦、北海道大学に1−1からのPK4−3で辛くも突破。4回戦は北海学園大学に2−0と勝利。進んだ準決勝では、東海大学札幌校舎にスコアレスからまたもPK戦で3−2と苦しみながら決戦の舞台に上がってきた。

 迎えた決勝戦は、札大が前半の内に2ゴールを奪い試合を優位に進めると、後半、追いすがる岩教大の反撃を1点に収め、最後までリードを守り切り勝利をつかんだ。

 優勝の札大は、8月23日から9月5日まで関東地区で開催される全国大会に出場する。決勝は味の素フィールド西が丘会場(東京都)と決まってるが、今のところ準決勝までは非公開としている。


 上写真/試合後の表彰式で優勝トロフィーを受け取る札大と後ろに準優勝の岩教大のメンバーが並ぶ

編集部