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暮れから正月の高校年代の大会

20・01・11
男女とU−18の関係分のまとめ

 令和元年(2019年)の第98回全国高校サッカー選手権大会、第28回全国高校女子サッカー選手大会、さらにJFA第23回全日本U−18女子サッカー選手権大会も全国区。北海道からもそれぞれに学校、チームを送り込んでいる。


■北海高校は
 まず、歴史のある高校選手権(男子)は、北海高校が11年ぶり10回目の出場を果たした。1回戦は2019年12月31日に高川学園(山口県)と対戦、0−1で惜敗した。北海は前半から攻撃を仕掛けたが、高川学園の厚い壁(横並びの5バック)を破れず戸惑った。後半9分にセットプレーから失点、最後まで相手守備を破れなかった。高川学園は2回戦で仙台育英(宮城県)に0−1で敗れた。


■道文教大明清高と道大谷室蘭高は
 女子の選手権には、北海道文教大学明清高校と北海道大谷室蘭高校の2校が出場した。1月3日の1回戦で道文教大明清(28回連続出場)は、神村学園(鹿児島県)に1−4で敗れた。また、道大谷室蘭(12大会連続14回目)は、聖カピタニオ女子(愛知県)と対戦1−1で、PK戦に入り、5−4で勝利した。2回戦は4日、大商学園(大阪府)と当たり0−6の完封負けでベスト8進出はならなかった。


■U−18女子も出たぞ
 U−18女子は北海道リラ・コンサドーレが1月3日に2年連続2回目の挑戦を試みたが、Solfiore FC(岡山県)に0−4で敗れ1回戦で敗退した。


■U−18プレミアリーグプレーオフの結果は
 2020年U−18プレミアリーグ参入を懸けた高円宮杯JFAU−18サッカープレミアリーグ2019プレーオフが、2019年12月13日と15日に広島県広島市広島広域公園他で行われた。

 本道からは、北海道プリンスリーグ2019で優勝した北海道コンサドーレ札幌U−18と、準優勝の旭川実業高校が参戦したが、両チームともプレミアリーグ2020入りは果たせなかった。

 このプレーオフは、全国の各地域プリンスリーグの上位に入った16チームを4ブロックに分けて勝ち抜き戦で争われた。Bブロックに入った札幌U−18は1回戦で米子北高(中国2位)に1−0で勝利したものの、参入決定戦で横浜F・マリノスユース(関東2位)に0−1で敗退した。

 一方、Aブロックに入った旭川実業高は1回戦でFC東京U−18(関東1位)に0−5で敗戦。この結果、両チームは今期も北海道プリンスリーグで戦うことになった。


 【総括】もっとこの年代が注目され、強くなければ!
池田 淳