地域のサッカー情報

一覧に戻る

高校総体北海道予選、男子は第一高校が、女子は明清が制す!

19・07・11
 第72回全国高校総体北海道予選が、男子、女子ともに6月11日から14日の日程で、室蘭市入江運動公園多目的運動広場ほかで行われた。男子は札幌第一高校が9年ぶり3度目、女子は北海道文教大学明清高等学校が3年ぶり4回目の優勝を飾った。

 14日に行われた男子決勝戦。北海道プリンスリーグで首位を走る第一高校と、昨年度も準優勝で全国の舞台に立った北海高等学校が顔を合わせた。両者はすでに全国大会への出場権を獲得していたが、夏の王者を賭け見応えのある一戦となった。

 試合は、前後半を通して一進一退でのスコアレスと、緊迫した展開から延長戦へ。延長前半では、第一が先制点を決め試合を動かしたが、延長後半に北海が意地のゴールで追いつき、1−1でタイムアップ。勝負の行方はPK戦へ委ねられた。第一が5人決めたのに対して、北海は最初のキッカーが止められ、PK戦5−4で第一が令和初のチャンピオンとなった。

 同日に行われた女子の決勝戦。北海道大谷室蘭高校と北海道文教大明清高校のライバル対決。女子の部は優勝チームのみが全国大会への出場権を得るため、立ち上がりから厳しいプレーの応酬が予想された。

 試合は、明清が大谷室蘭の守備の隙をつき、的確な攻撃から前半2点のリードを持って折り返す。後半も明清が1点を加えると、大谷室蘭の反撃を1点に抑え3−1のスコアで勝利。大谷室蘭の3連覇を阻止し、明清が3年ぶりとなる夏の女王の座に返り咲いた。

 この結果、男子優勝の第一と準優勝の北海は、7月25日より沖縄県で開催される全国高校総体へ出場。1回戦、第一は栃木県代表の矢板中央高校と、北海は岐阜県代表の帝京大可児高校とそれぞれ対戦する。

 女子優勝の明清は、7月25日より沖縄県で開催される全国高校総体女子サッカー大会へ出場。1回戦は千葉県代表の暁星国際高校との対戦が決まった。
編集部