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岩教大が3年連続6回目の優勝

19・06・11
 上写真/前半40分、岩教大MF中本(左)がゴール前に迫るも、学園大GK畠中(45番)にブロックされる、中央はDF三國(5番)。写真はいずれも6月9日、札幌厚別公園競技場、撮影・石井一弘

総理大臣杯全日本大学サッカー北海道大会

 2019年度第43回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント北海道大会は6月9日午後12時30分から、札幌市厚別公園競技場で決勝戦が行われた。前日の準決勝を勝ち抜いた北海道教育大岩見沢校と北海学園大の間で行われ6−0で快勝した。

 岩教大は9年連続12度目、北海学園大は20年振り7度目の決勝進出だった。

 今回の全国大会は北海道から2校の出場枠があり、岩教大は関西地区第4代表と、北学園大は関東第7代表と対戦することになった。

 今大会は主管が関西学生サッカー連盟で、ヤンマースタジアム長居など6会場で行われる。開幕は8月29日で9月1日、3日、5日、7日の予定で行われる。

 北海道大会は、5月11日、12日、18日、19日、6月8日、9日までのトーナメント戦を行い、代表が決まった。

 決勝は、快晴無風で気温22度前後の絶好のコンディション。前半は岩教大が一方的に攻めまくり32分にMF田村勇の浮き球をFW橋本恭佑のシュートが決まった。後半は背番号10の小柄なMF中本峻平のボールコントロールが冴える。18分にパスを受けたFW遠藤祐馬が、24分にFW橋本恭佑、30分に中本、33分に橋本、45+4分に河合悠人が決めて快勝した。

 
 ■岩教大の越山賢一監督はMFの中本峻平の優秀選手賞は2年連続で中盤のパスと攻めてはシュートまで存分にやってくれる。これまで総理大臣杯で全国に行って1回戦を勝利したのは35回大会の高知大(2−0)と39回大会のIPU環太平洋大(3−3、PK5−4)のPK戦勝ちだけ。今年は期待が持てるかも―。

 
 ■北海学園大の伊藤一志監督は20年前に代表になった。その時は1校だけでした。今回は北海道に2校枠が与えられて本大会に出られます。もう還暦ですよ。



 上:上段写真/後半18分、岩教大キャプテンMF遠藤(8番)がチーム2点目を決め、FW岡本(17番)、MF中本(10番)とともに笑顔でベンチ方向へ走る

 上:下段写真/後半21分、途中出場した岩教大MF縄田(右)のシュートを学園大DF三國(5番)がクリアする。三國はこの大会でベストDF賞を受けた



 上:上段写真/この大会で3連覇を達成して喜ぶ岩教大の選手、スタッフたち、後列右端が越山賢一監督

 上:下段写真/岩教大に敗れ準優勝に終わったものの、全国大会への出場権を得た学園大の選手、スタッフたち、ユニホーム4番と5番の後ろが伊藤一志監督


池田淳 写真はいずれも石井一弘撮影