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全日本少年サッカー大会 コンサドーレ札幌はベスト8で

17・01・11
 少年サッカーの一番の目標でもある「第40回 全日本少年サッカー大会 決勝大会」が、12月25日から29日まで鹿児島県立鴨池陸上競技場他で行われた。本大会には全国各地の予選を勝ち上がった48チームが集い、北海道代表として北海道コンサドーレ札幌U−12が出場した。

 26日と27日の午前に行われる1次ラウンドは、4チームずつの12組に分かれリーグ戦で争う。その中で1位となった12チームと、ワイルドカードで各グループ2位の内、成績上位の4チームが合わさりトーナメント方式のラウンド16に進む。

 各地域代表の意地のぶつかる1次ラウンド、コンサドーレ初戦の相手は新潟県代表のアルビレックス新潟U−12。硬さもあり押し込まれる展開が続いていたが、値千金の1点を守り切り白星スタート。続く福島県代表のESTRELLAS.FC戦は本来の力を発揮し3−0で危なげなく勝利。

 リーグ最終戦は、共に2勝をあげている鹿島アントラーズジュニア(茨城県)との直接対決。試合はコンサドーレが先制点を奪うも、終了間際にアントラーズに同点弾を決められ1−1の引き分けで終了。

 この結果、勝ち点7で並んだが得失点差でアントラーズの1位抜けが決まり、コンサドーレはグループ2位。他グループの2位同士の結果、上から3位となり、ワイルドカードでラウンド16へ進んだ。

 1回戦の相手は佐賀県代表のサガン鳥栖U−12。ここでもコンサドーレは持ち味の粘り強い戦いを見せ、要所で得点を奪い2−0で勝利。

 進んだ準々決勝はセンアーノ神戸 ジュニア(兵庫県)と対戦。優勝候補のチーム相手に必死のプレーで食らい付くコンサドーレだったが、地力に勝るセンアーノの前に力尽き0−1で敗戦。ベスト8で全国の挑戦は終わった。

 29日に行われた決勝戦。センアーノ対横浜F・マリノスプライマリーの頂上決戦は、前半に2点を先制したセンアーノが、マリノスの反撃を後半の1点に抑え、うれしい初優勝。J下部組織を破る街クラブの躍進で大会の幕を閉じた。
編集部