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全日本少年サッカー全道大会はコンサドーレが3年ぶりの優勝。全国へ

16・10・12
 10月8日から10日にかけて、栗山町ふじスポーツ広場で行われた「第40回全日本少年サッカー大会 北海道大会」。全道各地の予選を勝ち抜いた強豪16チームが集結し、U−12年代一番の目標でもある全国大会を目指し熱い戦いを繰り広げた。

 全道大会には、各地域で「こくみん共済U−12サッカーリーグ」を行い、その後、5ブロックの予選からブロック代表が決定(札幌4代表、道央3代表、道南3代表、道北3代表、道東3代表)。勝ち抜いてきた16代表がトーナメント戦で全道一を争った。

 10日に行われた決勝戦に勝ち進んだのは、昨年度と同じ組み合わせとなるSSS札幌サッカースクールと北海道コンサドーレ札幌A。前日に行われた準決勝でSSSはヴェンタス幌向(道央ブロック)に7対0で圧勝し、対するコンサドーレもエスピーダ旭川(道北ブロック)に5対0とこちらも大勝で決勝の舞台に進んだ。

 11時にキックオフの笛が吹かれると試合の主導権を握ったのはSSS。厳しいプレッシャーからボールを次々に奪うと、サイドを起点にチャンスメーク。しかし決定機でシュートがゴールポストにはじかれるなど、スコアが動かないまま前半が終了。

 後半に入ると、ここまで劣勢だったコンサドーレがSSSの一瞬の隙を見逃さずに先制点を奪う。そこから、同点を目指し前に出てきた相手の背後を突き追加点、2−0とする。

 今大会3連覇を目指していたSSSは、最後まであきらめずに1点を返すものの、コンサドーレも集中を切らさず粘り強い守りで対抗。決勝戦にふさわしい攻防を見せた好ゲームは、そのまま1点リードを守り切ったコンサドーレが2−1のスコアで勝利。3年ぶり6回目の優勝を飾った。

 優勝したコンサドーレは12月25日から鹿児島県で行われる全国大会へ出場することとなる。


 上写真/3年ぶり6回目の優勝を飾った北海道コンサドーレ札幌Aのメンバー

編集部