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コンサドーレ札幌とSSSが高円宮杯北海道代表に

14・11・11
 中学生年代の日本一を決める「高円宮杯第26回全日本ユース(U―15)サッカー選手権大会」。その北海道代表を決める「第26回北海道ユース(U―15)サッカー選手権大会」が10月11日から26日まで札幌市内SSAP会場他で行われた。

 北海道代表の1枠目は、すでに「第8回北海道カブスリーグU−15」で優勝したコンサドーレ札幌U−15が手中にしており、高円宮杯北海道予選では残る1枠を争った。また、カブス優勝のコンサドーレ札幌は、今大会の決勝戦にスーパーシードで待ち構える形式となっている。

 25日の準決勝に進んだのは、北海道カブス2位のSSSジュニアユースと同4位のコンサドーレ旭川U−15。この試合の勝者が、道代表の残り1枠を獲得する。

 SSSは、13日に行われていた準々決勝で、札幌ジュニアFCユース戦を1−0で勝利。対するコンサドーレ旭川は、準々決勝で苫小牧ELSOLE―FC U−15戦をスコアレスから、PK戦の末に勝ち上がってきた。

 全国切符をかけた準決勝がキックオフされると、試合は前半から激しく動いた。先に仕掛けたのはコンサドーレ旭川。SSSの一瞬の隙を突き先制ゴールを奪取。これで目が覚めたのかSSSが反撃に出ると、前半のうちに2得点し逆転に成功。後半、時間が進みSSSが逃げ切るかに思われたが、コンサドーレ旭川が意地の一発で同点。2−2のスコアで延長戦に突入した。

 白熱したゲームにピリオドを打ったのはSSS。延長前半に値千金の決勝点を奪いそのまま3対2で勝利。全国大会出場と決勝進出を決めた。

 迎えた26日の決勝戦。今季もしのぎを削る争いを見せてきたコンサドーレ札幌とSSSの一戦。カブス2強の戦いに接戦も期待されたが、コンサドーレ札幌は、疲労の色も濃いSSSに対し、危なげない試合運びから5−2で快勝。道カブス王者の力を見せつけた。

 この結果、優勝のコンサドーレ札幌と、準優勝のSSSが12月20日から27日に茨城県他で行われる高円宮杯全国大会に挑む。


 上写真/北海道大会優勝で高円宮杯第26回全日本ユース(U―15)サッカー選手権大会出場を決めたコンサドーレ札幌U−15のメンバー。


 上写真/北海道大会準優勝で高円宮杯第26回全日本ユース(U―15)サッカー選手権大会出場を決めたSSSジュニアユースのメンバー。

編集部