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全国高校総体北海道予選、男子、女子の北海道代表が決定

14・07・11
 全国高校総体北海道予選が、男子、女子ともに6月17日から20日の日程で、道立宗谷ふれあい公園多目的広場ほかで行われた。男子は駒澤大学付属苫小牧高校が2度目の優勝、女子は北海道文教大学明清高校が4年ぶりの栄冠を手にした。

 20日に行われた全国大会出場権を賭けた注目の男子準決勝。札幌創成高校と帯広北高校の戦いは、前半を1−1で折り返すも後半2点を追加した帯北が3−1で勝利。全国大会の出場権を手に入れた。

 もう一方のカードは、プリンスリーグ首位の旭川実業高校を破って勢いに乗る駒大苫小牧と、古豪復活をかけて闘志を燃やす北海高校の戦い。両者の意地が激しくぶつかり合い1−1で延長戦へ。ここでも決着が着かず、PK戦の末、駒大苫小牧が接戦をものにし全国への切符をつかんだ。

 同日に行われた決勝戦。両者ともに全国への出場は決定しているが、北海道の頂点を目指して力を出し合った。試合は、駒大苫小牧が準決勝の勢いそのままに、前半2点を先制。最後は3−1のスコアで帯北を下し、13年ぶり2度目の優勝を決めた。

 同じく20日に開催された女子の決勝戦。2003年から同じ顔合わせとなる明清高校と北海道大谷室蘭高校の対戦となった。

 長年のライバル校同士の戦いは、まさに激闘となった。前半は互いに1点ずつを取り合い1−1で折り返すと、後半、そして延長戦でも両者スコアは動かず。全国大会出場の行方はPK戦に委ねられた。ここ3年間悔しい思いをしていた明清高校がPK戦を5−3で制し、4年ぶりの栄冠と全国への挑戦権を獲得した。

 男子優勝の駒大苫小牧と準優勝の帯北は、8月2日より山梨県で開催される全国高校総体へ出場する。1回戦、駒大苫小牧は、大分県代表の柳ヶ浦高校と、帯北は高知県代表の高知商業高校とそれぞれ対戦が決まった。

 女子優勝の明清高校は8月2日より東京都で開催される全国高校総体へ参加。1回戦は北信越代表の開志学園JSC高校(新潟)と対戦する。
編集部