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バーモントカップ全国大会、Areareaとアンフィニが挑むも・・・

14・01・11
 1月4日から6日の3日間、駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で行われた「バーモントカップ 第23回全日本少年フットサル大会」。予選最多出場チーム数の激戦を勝ち上がった北海道代表のArearea FCとアンフィニMAKI.FCが全国大会に出場した。

 本大会は、各都道府県を勝ち抜いた48チーム(昨年度の予選参加チーム数が最多だった北海道は2代表)が4チームずつ12グループで予選リーグを戦い、各グループ1位チームと、各2位のうち成績上位4チームが決勝トーナメントへと進出する。

 グループIに入った北海道第1代表のArearea。4日の初戦で前橋エコークラブ(群馬)と対戦し4−5で惜敗すると、続く金ケ崎第一F.C(岩手)戦にも2−5で敗戦。翌5日、予選3試合目の宮崎東サッカースポーツ少年団(宮崎)戦では意地を見せ5−1と全国大会初勝利をあげるが、3位で予選リーグ敗退となった。

 一方、グループFのアンフィニも、初日に石井東フットボールクラブ(愛媛県)2−5、若鮎長良FCインテリオール(岐阜県)に1−2と連敗。翌日の最終戦もラドソン滋賀U−12(滋賀県)に2−8と大敗し、リーグ最下位で大会を終えた。

 6日に行われた決勝戦。勝ち上がったのは2年連続の優勝を目指す鹿島アントラーズジュニア(茨城県)と10年ぶりの優勝を狙う江南南サッカー少年団(埼玉県)が激突。試合は立て続けに4ゴールを奪った江南南が鹿島の反撃を1点に抑え勝利。2度目の優勝を決めた。

 北海道代表として出場したAreareaとアンフィニは残念ながら予選リーグで敗退となり、期待されたフットサルでも全国レベルとの違いを実感した。これをわずかな差と捉えるか、大きな壁と捉えるかは各チームによって違いはあるだろうが、来シーズンに向け北海道勢の奮起を期待したい。
編集部