サッカーアラカルチョ

一覧に戻る

『みんなでエンジョイスポーツ!』健康・メディカルコーナー

21・09・11
 北のサッカーアンビシャスでは、サッカーファミリーの健康維持につながる情報、スポーツ障害や外傷が起きてしまった場合の対処法などの参考事例として、道内で定評のある病院並びにクリニックの専門医、スポーツ現場に関わる専門家と連携し情報を提供していきます。選手やチーム関係者の方などで思い当たる障害や、万が一起きてしまった外傷などのリハビリ、健康維持などの参考としていただければ幸いです。

※育成年代の子の障害、外傷は、適切な対応を怠るとその子の将来を左右しかねない場合もあります。けがが長引いたり、不安な場合は、セカンドオピニオンも含め、実績と信頼の置ける医療機関をお選びください。また、弊紙からの提供情報はあくまで参考例として、安易に障害や外傷の断定はせず、ご心配な点があれば、必ず専門医の診断を優先してください。


◆今回担当していただくのは、「医療法人社団みつわ整形外科クリニック」の理事で理学療法士の石垣大輔さんです。石垣さんは理事を務めるクリニックの職務にとどまらず、スポーツトレーナーとしても活躍されています。

 今月号は、日頃のスポーツ活動でも役立つ体づくりトレーニングのひとつ「キャットスパイラル」を紹介していただきます。


「キャットスパイラル」
【効 果】
⇒背骨・胸郭・肩関節の柔軟性向上から、上肢と体幹がスムーズに連動したバランスの良い動きにつながるでしょう。
 上写真1/四つんばいの姿勢から、この写真では右手を左脇の下へ伸ばして入れます。

 上写真2/左手を上げながら、上半身を左方向へねじっていき、顔が斜め上方向を見るような体勢になります。終了後、見本の反対側も行いましょう。

◇回数目安:10秒 左右各3セット
【ポイント!】
⇒両足のつま先が地面から離れないようにしながら、力まずに背骨をねじる(無理のない範囲で回す)ようにしましょう。また、どの動きづくりトレーニングでもそうですが、力まないように、息を止めずに息をゆっくりと吐くことを意識しましょう。こちらのキャットスパイラルは、最初、慣れない動きと感じる方もいるかもしれません。どこか痛みが強く感じる場合は無理に行わないようにしてください。


◆石垣大輔氏プロフィル◆
・医療法人社団みつわ整形外科クリニック理事/理学療法士/スポーツセクションマネジャー
・日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
・JARTA認定スポーツトレーナー

―地域のスポーツ活動を応援する北のサッカーアンビシャス連携医療機関―
編集部