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熱烈サポーター「コンサ一家山本組」恒例の新年会開催

20・02・11
 上写真/集まった熱烈サポーターたちによる全員の記念写真。

 
 コンサドーレサポーターの間で“ヨーデル山本”として知られる山本雄樹さん夫妻を中心とするサポーターグループで通称「コンサ一家山本組」の新年会が1月12日(日)、札幌市内のホテルノースシティで、熱気あふれる老若男女69人が集まって盛大に行われた。

 今年の特別ゲストは、ご存じ、吉原宏太さん。その吉原さんが今年のコンサドーレについて、「ほとんど選手の入れ替えが無く、ミシャ(ペトロビッチ監督)の戦術が浸透してチーム力は安定している上、即戦力の大卒3人の加入で期待も大きい。また、U—23の日本代表選手であるDF田中駿汰選手は関西の出身、そんな選手が札幌に入団したこと自体が、コンサドーレというチームが認められてきている証拠ではないか」と話していた。

 更に、サポーターの何位ぐらいになれるかとの質問に、「もちろん、ACLを目指すが、昨年以上に他のチームのマークも厳しくなると思うので、中位の中のちょっと上位が妥当かな」と、いささか控え目な答えだった。

 (写真はいずれも1月12日、札幌「ホテルノースシティ」、撮影・石井一弘)


 上写真/山本雄樹さん(左)と吉原宏太さん


 吉原さんと言えば、私自身にも思い出がある。1996年、北海道で定住するため、カメラマンから記者への転身を決めた。91年に朝日新聞東京本社写真部から北海道支社へ転勤して5年目だった。その年、コンサドーレ札幌が誕生し、高卒ルーキーとして加入したのが、吉原宏太選手だった。

 4月21日、サッカーJFL開幕戦が福島県郡山市であった。対戦相手は福島FC。まだ、記者見習い中の私は、本職のカメラマンとして若い記者と一緒に取材に行った。前半、鳴り物入りで入団したアルシンドのパスを受けた新人吉原が先制ゴールを決めるなど、開幕戦白星発進に貢献した。やはり、幸運の星の元に生まれてきたのだろう。

 朝日新聞も北海道エリアながら、翌日の朝刊で一面で報じた。あれから既に24年が経過、吉原さんは日本代表にも昇りつめて活躍、13年には引退、現在は札幌に戻ってコンサド―レに関わっているというのは感慨深い。

 上写真/1996年4月22日朝日新聞の当時の切り抜き、上が朝刊一面、下が第二社会面
写真・文 石井一弘