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『みんなでエンジョイスポーツ!』健康・メディカルコーナー

19・02・11
 北のサッカーアンビシャスでは、サッカーファミリーの健康維持につながる情報、スポーツ障害や外傷が起きてしまった場合の対処法などの参考事例として、道内で定評のある病院並びにクリニックの専門医、スポーツ現場に関わる専門家と連携し情報を提供していきます。選手やチーム関係者の方などで思い当たる障害や、万が一起きてしまった外傷などのリハビリ、健康維持などの参考としていただければ幸いです。

※特に育成年代の子の障害、外傷は、適切な対応を怠るとその子の将来を左右しかねない場合もあります。けがが長引いたり、不安な場合は、セカンドオピニオンも含め、実績と信頼の置ける医療機関をお選びください。また、弊紙からの提供情報はあくまで参考例として、安易に障害や外傷の断定はせず、ご心配な点があれば、必ず専門医の診断を優先してください。


◆今回担当していただくのは、厚別地域治療院一番店と評判の「リラクスペースぴよぴよ」藤田昌幸院長(愛称=MAX藤田)さんです。

 こんにちはリラクスペースぴよぴよのMAX藤田です。2月に入って一段と寒さが厳しくなってきましたね。ニュースでは「40年ぶりの寒波」という報道もありました。

 でも、古人いわく「冬来たりなば 春遠からじ」。そう、その分春の訪れは確実に近づいています。さぁ、今月もツボ(経穴)刺激で、元気に頑張っていきましょう!

 さて、冬と言えば体が冷える。手足が冷える。もともと「冷え性」の人には特につらい季節ですね。中・長期的には、ジョギング、エクササイズ、そしてサッカーなど好きなスポーツで「筋肉量を増やす」ことで体内の熱量を上げるのが効果的。ですがちょっと時間がかかります。

 お風呂に入ったり、軽くマッサージしたり、一時的に血流を良くすると「体」は温まりますが、あまり長続きしない・・・。

 そこで今月は、もう少しお手軽な「ツボ(経穴)への刺激」で、体の芯から温める方法をご紹介します。ぜひ「毎日の習慣」にしてください。「冷え性」だけでなく、体全体が確実に「好転」します。

 ちなみにWHO(世界保険機構)は1979年に、ツボを使った鍼灸治療の適応症として、冷え性や自律神経失調症を挙げています。実は、世界も認めている治療法でもあるんですよ。


【冷え性の原因】

西洋医学では

・ 自律神経の乱れ
・ 貧血
・ 筋肉量が少ない
・ 血液の流れが悪い

これらが、冷え性の主な原因と考えられています。


東洋医学では

・「気」「血」「水」のバランスの崩れが、血流を悪くして、冷えを招く

としています。(「気・血・水」についてはちょっと難しいので今回はパスします)


 今回ご紹介するツボ(経穴)に刺激を加えたり、お灸をすることで、血流の改善効果から、体の中からじんわりと温かくなってきます。ぜひ、この気持ちよさを体感してください。


【今月のツボ(経穴)】

湧泉(ゆうせん)
        
 湧泉は、足の人差し指と中指の間をかかとの方に向かってたどると、急に凹んだところ。ここは、足のアーチを作ってくれている足底筋膜がある場所です。なので、ここをゆっくりと押してあげると、脚のポンプ機能が復活。足の冷えによく効きます。

 まずここを親指で優しく押してあげましょう。可能であればその後、市販のお灸などでじっくり温熱刺激を加えるとより効果的です。そうすると、下半身の血流が良くなり、温かい血液が脚の隅々まで行き渡るようになります。冷え性以外では、立ちっぱなしや体重過多、偏平足の人にもオススメです。

 気軽にセルフケア出来ますので、ぜひお試しくださいね。
◆MAX藤田=本名:藤田昌幸院長のプロフィル◆
・札幌市厚別区「リラクスペースぴよぴよ」院長
・北海道鍼灸マッサージ柔整協同組合 監事
・全日本鍼灸学会 会員
・日本東洋医学会 会員
・全日本鍼灸師会 会員
・さとう式リンパケア 公認インストラクター
・伝統レイキ ティーチャー
・宝地図マスター
・日本サイクルマップ協会 公認講師
・またある時はラジオDJ、ある時はおじさんバンドのボーカルなどなど多方面でエネルギッシュに活躍中


―地域のスポーツ活動を応援する北のサッカーアンビシャス連携医療機関―

MAX藤田