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『みんなでエンジョイスポーツ!』健康・メディカルコーナー

18・08・11
 北のサッカーアンビシャスでは、サッカーファミリーの健康維持につながる情報、スポーツ障害や外傷が起きてしまった場合の対処法などの参考事例として、道内で定評のある病院並びにクリニックの専門医、スポーツ現場に関わる専門家と連携し情報を提供していきます。選手やチーム関係者の方などで思い当たる障害や、万が一起きてしまった外傷などのリハビリ、健康維持などの参考としていただければ幸いです。

※特に育成年代の子の障害、外傷は、適切な対応を怠るとその子の将来を左右しかねない場合もあります。病院、クリニック選びは慎重に、セカンドオピニオンも含め、実績と信頼の置ける医療機関をお選びください。また、弊紙からの提供情報はあくまで参考例として、安易に障害や外傷の断定はせず、ご心配な点があれば、必ず専門医の診断を優先してください。


◆今回担当していただくのは、「医療法人社団みつわ整形外科クリニック」の理事で理学療法士の石垣大輔さんです。石垣さんは理事を務めるクリニックの職務にとどまらず、スポーツトレーナーとしても活躍されています。

 今月号は、日頃のスポーツ活動でも役立つ体づくりトレーニングのひとつ「インナースクワット」を紹介していただきます。


「インナースクワット」
【効 果】
⇒通常のスクワットに比べて、背骨と股関節(こかんせつ)の連動性や体の中心軸を意識したトレーニング効果が期待できます。体幹だけではなく、体の中心軸がしっかりと形成されることで当たり負けしないプレーにもつながるでしょう。
 上写真1/肩幅やや広めにつま先を開いて立ち、両手を胸の前で拝むように握ります。次に、上体を起こした姿勢を崩さず、お尻を落としていきます。この時、上体だけではなく骨盤も起こす(立てる)意識を持ちましょう。

 上写真2/かかとを地面に付けたまま、お尻が出来るだけ地面に近付くように、完全にしゃがみ込みます。この時、ひざが内側に入らないようにしましょう。


◇回数目安:しゃがんだ体勢は10秒 5セット
【ポイント!】
⇒しゃがんだり、立ち上がる時に、頭が前後左右にぶれないように意識しながら行いましょう。
 しゃがみ込む際には、写真2のようにお尻をできるだけ地面に近付けます。その際、NG写真のように、頭が前方に行き過ぎないようにしてください。


◆石垣大輔氏プロフィル◆
・医療法人社団みつわ整形外科クリニック理事/理学療法士/スポーツセクションマネジャー
・日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
・JARTA認定スポーツトレーナー

―地域のスポーツ活動を応援する北のサッカーアンビシャス連携病院・クリニック―

編集部