地域のサッカー情報

一覧に戻る

2024ロバパンCUP、SSS札幌が3連覇で最多9回目の優勝

24・08・11
 上写真/雨の中行われた表彰式の様子。大会関係者の苦労もうかがえる


 7月27日から29日の3日間、「フジパングループPresents 2024ロバパンCUP 第56回全道U−12サッカー大会」が苫小牧市TOMASEIフットボールフィールドで行われ、SSS札幌サッカースクールが大会2度目の3連覇を達成した。

 全道大会には各地区代表として、札幌9、函館3、小樽1、空知1、旭川3、釧路1、十勝3、室蘭1、苫小牧2、北空知1、千歳1、道北1、オホーツク2、根室1、宗谷1、開催地1(今年度は苫小牧地区)の計32チームが参加。4チームずつの8ブロックに分かれて予選リーグを戦い、各ブロックの1位のみが決勝トーナメントに進出する。

 大会期間中は大雨の影響で人工芝グラウンドにも水たまりが出来るあいにくのコンディション。

 その中、大会最終日(29日)の準決勝に進んだのは、SSS札幌、北海道コンサドーレ札幌U−12、FC Kitago PIVOの札幌地区代表の3チームに、室蘭地区の北海道コンサドーレ室蘭U−12がベスト4の顔ぶれとなった。

 SSS札幌対コンサドーレ札幌の雨中決戦は、ピッチの状態も響き、互いの持ち味が生かしきれない一戦となる。前後半を通し0−0から、延長でもスコアは動かずPK戦突入。PKスコア7−6でSSS札幌が決勝に進んだ。

 もう一山のKitago PIVO対コンサドーレ室蘭の試合は、前半に1点を奪ったKitago PIVOが、後半も集中力を切らさず1−0の完封勝利で決勝へ。

 天然芝コートで行われた同日の決勝戦。雨の中でも芝の状態は保たれており、舞台は整った。

 札幌勢対決となったSSS札幌対Kitago PIVOの一戦は、前半1−1で試合を折り返す緊迫した展開に。しかし後半に入ると、要所で上回ったSSS札幌が試合を決める2得点を奪い3−1のスコアで勝利。最多記録を更新する9度目の優勝で幕を閉じた。
編集部