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全国高校総体、男子・女子の北海道代表決まる

24・07・11
 「令和6年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技北海道予選会」が6月12日から19日の日程で稚内市の各会場と、準決勝からは札幌市白旗山競技場で行われ、男子の部は旭川実業高等学校、女子の部は北海道文教大学附属高等学校が栄冠をつかんだ。

 男子の部で全国大会を懸けた18日の準決勝に進んだのは、旭川実業、北海道大谷室蘭高等学校、札幌創成高等学校、札幌大谷高等学校の4チーム。

 旭川実業対道大谷室蘭の試合は前半2−2で試合を折り返すも、後半旭川実業が怒涛の3ゴール。最後は5−2のスコアで全国切符をつかんだ。

 もう一山の札幌創成対札幌大谷の一戦は、前半は互いに決定機を欠きスコアレス。後半に入り値千金の決勝弾を奪った札幌大谷が全国と決勝戦進出を決めた。

 迎えた19日の決勝戦。旭川実業対札幌大谷の戦いは、前半は互いに譲らず1−1。後半に入り3得点をあげた旭川実業が4−2のスコアで勝利。北海道予選4連覇達成となった。

 この結果、旭川実業は4大会連続9度目、準優勝の札幌大谷は3大会ぶり7度目の全国大会出場となり、7月26日から福島県で開催される全国高校総体へ参加する。


 同じく全国大会出場を争う女子の部、18日の準決勝。この舞台に進んだのは道文教大学附属、北海道大谷室蘭高等学校、札幌大谷高等学校、北照高等学校の4チーム。

 道文教大附属対北照の試合は、前半に1点、後半に2点の3−0と隙の無い戦いを見せた道文教大附属が決勝戦に進んだ。

 もう一方の道大谷室蘭対札幌大谷の一戦は、一進一退の緊迫した展開となる。前半1−1、後半も1−1の2−2で延長へ。ここでも決勝点は生まれずPK戦に突入。PK戦は道大谷室蘭が5−4のスコアで勝利。薄氷の全国大会決定となった。

 道文教大附属対道大谷室蘭のライバル校対決となった19日の決勝戦。近年の道女子サッカーをけん引するチーム同士の戦いは、前後半スコアレスのまま延長戦に入る。ここでも意地のぶつかり合いが続き、試合は動かない。結局0−0でタイムアップしPK戦で雌雄を決することに。PK戦は4−3のスコアで道文教大附属が優勝となった。

 この結果、優勝の道文教大附属と、準優勝の道大谷室蘭が7月29日から北海道で開催される全国高校総体に出場する。

 男子、女子ともに本道代表の4チームには、全国での躍進に期待したい。
編集部