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「池淳の岡目八目」コンサドーレの秘策を探る 29 C大阪

19・10・16
札幌がACL目指して上位に挑戦

 北海道コンサドーレ札幌はルヴァンカップで決勝進出を果たした。10月14日は休養、中3日の18日に明治安田生命J1リーグ第29節のセレッソ大阪戦に臨む。順位はセレッソ6位、札幌7位。18日午後7時からは、ホーム札幌ドームでのキリッと締まったプレーを見たいものだ。

 セレッソは今季、ロティーナ監督(62=スペイン出身)を東京ヴェルディから迎え、健闘している。直近の28節鹿島アントラーズ戦は、ホームでの戦いを0−1で逃したが、8月17日の第23節の横浜F・マリノスから5連勝。第27節の大阪ダービーも3−1で制している。

 しかし、札幌には4月13日第7節で0−1で敗れている。これまでのJ1の対戦成績も4勝3分け4敗と五分五分で、昨年は2引き分け。最近の健闘の原因をFWの柿谷曜一朗の復帰と見る向きもいるが、清武弘嗣の不調や札幌から移籍した都倉賢のけがなどを挙げて「落ちている」というやからもいる。第22節でサガン鳥栖(16位)にホームで1−2で敗れるなど、内部事情を指摘する「目」も見逃せない。


 【札幌の秘策】ペトロビッチ監督が、FWジェイの存在感をルヴァンカップで確信したようだ。準決勝のホームゲームで鈴木武蔵がスピードに乗って2人の相手DFを振り切って決めた、ゴールゲットのシーン。ガンバ大阪の3バックが、ジェイを徹底的にマーク。武蔵のマークを決しておろそかにしたとは言わないが、それにも増してジェイのヘディングと前後左右の動きに「気を使った」に違いない。これまでは「超時間労働」は避けていたようだが、緩急の動きは「本人任せ」の方が良いことが分かってきたようだ。

 チームメイトも「気をつかう必要なし」が浸透してきたようで、良くボールが入る。10月9日のルヴァンカップ第1戦で解説をしていた元日本代表の播戸竜二氏(40歳=コンサドーレ札幌、ガンバ大阪などでプレー)曰く「ジェイが日本に居る間に彼のヘディングを教わっておく方が良い」と語っていたように「本気で学ぶに値する」と言っておきたい。
池田淳