北海道コンサドーレ札幌ピックアップ情報

一覧に戻る

「池淳の岡目八目」コンサドーレの秘策を探る 20 湘南

19・07・17
あの時よりも湘南は「強くなった」

 北海道コンサドーレ札幌は開幕戦で湘南ベルマーレに0−2で敗れた。今回は7月20日午後1時から、ホームに11位のこの湘南を迎える。札幌は8位だが13日の19節アウエーで大分トリニータに1−2で敗れ、「武蔵でダメ、ジェイでもダメ」の得点力に不安が残った。

 8年目を迎えた湘南の曹貴裁監督は、今季13節から17節にかけて5連敗したが、前節の19節でヴィッセル神戸に3−1での快勝とリベンジ(13節は1−4で敗戦)を果たし、作戦勝ち。特に後半24分山凌吾、同29分杉岡大暉、同33分フレイレの得点は、交代選手の後半27分鈴木冬一、同33分松田天馬、締めの同45分+3分野田隆之介が見事に得点と防御に結び付き、曹監督の采配が的中。「絶好調の湘南」を見せつけた。


 【札幌の秘策】札幌は16節(6月22日)サガン鳥栖に3−1で快勝したあと、複数得点がない。ベガルタ仙台(6月30日)1−2。松本山雅FC(7月7日)1−1。大分トリニータ(7月13日)1−2。

 アンデルソン・ロペス、宮澤裕樹、駒井善成、チャナティップらのけがからの復帰は良いが、ペトロビッチ監督の意図する3−4−3の攻撃的フォーメーションが組めていない。鈴木武蔵をトップに、右にAロペス、左シャドーにチャナティップがベストだが、CFジェイのシャドーがAロペスと武蔵のトップ3がいただけない。さらにウイングバック(WB)のルーカス・フェルナンデスと菅大輝だが、菅が遠征などで出場機会が少なくスランプ気味。

 一番気になるのは、宮澤がけがの時、指揮棒を振るった荒野拓馬の位置取り。DFラインまで下がってのパス出しが、カットされ逆襲の「火種」になってきた。「相手に狙われる」さらにボールを「奪われる」場面が多い。もう一つ気になるのは「中央からの展開」。カットされれば「逆襲の種」。オーソドックスに両サイドに球を出して、ワイドに展開してのセンタリングをうまみとしたい。GKへのバックパスは「怖くて見ていられない」。
池田淳