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「池淳の岡目八目」コンサドーレの秘策を探る 6 大分

19・04・02
「あめ」と「飴」の戦い上位の大分に一矢

 2連敗を喫し、2勝3敗の13位・北海道コンサドーレ札幌は、ホーム第3戦で6位の大分トリニータと対戦する。4月6日午後1時から札幌ドームでの戦い。3月末にプロ野球も始まり、4万を超す観客と2勝1分けのスタートを切った北海道日本ハムファイターズには頭が下がる。

 チーム設立は2年先輩の大分だが、JFLへの加盟は1996年と札幌と同期。J1リーグでは大分が8シーズン、札幌が7シーズン戦ってきている。同じ土俵で戦ったのは2008年だけ。大分の1勝1分けに終わっている。

 だが大分は16年J3に降格、この試練から1年で引き揚げ、17年J2を9位、翌年2位でJ1復帰を果たした。采配を取ったのは片野坂知宏監督(47=鹿児島県出身)。鹿実からマツダSC、サンフレッチェ広島、柏レイソル、大分でプレー、2000年から02年まではガンバ大阪、ベガルタ仙台へレンタルで出されたDFプレーヤー。03年に大分に戻ったが指導者の道を選び16年から大分監督。3年で大分をJ1復帰に導き「J2優秀監督賞」を受賞している。

 エピソードは18年8月18日、J2東京ヴェルディとの対戦で「声がかすれて」ガラガラ声。サポーターがツイートで「片さん(監督)の喉を守って」の呼びかけ。浅田飴から「のど飴」が贈られ、以後試合には「無くてはならない物」になったとサ。


 【札幌の秘策】ペトロビッチ監督が落ちこんでいる。3月17日ホームでの鹿島アントラーズ戦1−3の敗退。次のアウエー名古屋グランパス戦は0−4の完敗。ミシャ監督は「札幌の監督になって以来、初めて選手全員の出来が悪かった」と思いを語った。「あめ玉」のプレゼントは、影を潜めた。

 攻撃の基本ビルドアップが出来なかった。自陣でのパス回しが出来ず、GKのロングキック任せのバックパス。GKからのフィードも相手の餌食。逆にパスを回され札幌の守備陣は下を向いたまま。パスの出しようが無い。ルックアップの目の先に相手が居て、また「相手へのプレゼント」になってしまう。さらに1失点目のGKの前へのパンチングは禁物。

 心機一転、相手も3−4−3の同様の布陣。得点源の1トップ、2シャドーの出来いかんだと思うが、原点に戻り両サイドバックを生かしたビルドアップを披露したい。ホームでサポーターに納得のいく「攻めるサッカー」を堪能していただきたい―と頑張っている。