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2019年コンサドーレ新入団選手を分析する

19・01・16
 上写真/北海道コンサドーレ札幌の新入団選手たち、右からFWアンデルソン・ロペス、MFルーカス、FW岩崎悠人、FW鈴木武蔵、MF中野嘉大、DF中村桐耶。1月11日、札幌市内ホテル、撮影・石井一弘


 北海道コンサドーレ札幌を運営する(株)コンサドーレ(野々村芳和代表取締役社長CEO)は1月11日、札幌市内のホテルで、2019年の新入団選手7人中6人の選手を集め、記者発表を行った。DFの中村桐耶、MF中野嘉大、ルーカス・フェルナンデス、檀崎竜孔(全国高校サッカー選手権出場中のため欠席)、FW岩崎悠人、鈴木武蔵、アンデルソン・ロペス。選手紹介は札幌の竹林京介強化本部長が行ったが「強化策と若返りを考えて行った」と胸を張った。

 今季の強化策の一つに挙げられるのが、「得点力」。FWに鈴木武蔵(24=V・ファーレン長崎)、アンデルソン・ロペス(25=ブラジル)、岩崎悠人(20=京都サンガF.C.)と即戦力を導入した。またワイドにMFからシャドー(トップ下)にはMFルーカス・フェルナンデス(24=ブラジル)は、攻撃の要と期待。さらに中野嘉大(25=ベガルタ仙台)MF登録だが、得点力が期待できる存在になりそう。

 U−18世代からコンサドの中村桐耶(18=札西陵高)、青森山田高の左MF檀崎竜孔(18)。第97回全国高校サッカー選手権大会の優勝校。3−1で流通経済大柏を破り、この試合2得点を「みやげに」コンサドーレ入り。

 選手の抱負は、鈴木は「DF(相手守備陣)の背後に抜け出る速さとダイナミックなプレーを見て欲しい」。ロペスは「16、17年にサンフレッチェ広島でプレーしたことがあり、経験を生かし、決定力には自信がある」と。岩崎は札幌のサッカーは攻守に魅力的。持ち味の運動量でチームに貢献したい」。ルーカスは「海外でプレーするのは初めて。チームに早く慣れるように努力する」と謙虚だ。

 中野はドリブル突破が得意「攻撃は全体的に自信がある。個の力を見せたい」と言うが、ミシャのグループワークにはいかがなものか。若手の中村は「小さいころからずっと見てきたクラブ。何年か後にチームの中心になれるよう頑張ります」。みんなで応援しよう。


 上写真/新入団選手の記者発表の席で、笑顔でコメントするFWアンデルソン・ロペス

池田淳 写真はいずれも石井一弘撮影