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「池淳の岡目八目」コンサドーレの秘策を探る 34 広島

18・11・27
J創設メンバー広島が1勝リード

 北海道コンサドーレ札幌は12月1日午後2時から、ホーム札幌ドームで2位のサンフレッチェ広島と最終戦(34節)を戦う。札幌は4位で勝ち点54(15勝9分け9敗)、対する広島は勝ち点56(17勝5分け11敗)。札幌が勝てば、勝ち点57で現在3位の鹿島アントラーズの勝敗にかかわらずベスト3のACL出場が決まる。

 2018年のJ1リーグは前半を広島の独走で始まった。しかし、得点源のケガや不調で、川崎フロンターレに32節で、今季優勝とJ1の2連覇を決められた。最終節まで2位を確保してきた広島は8試合勝利なしでホーム最終戦を終えた。

 札幌との対戦はJ1で10戦して5勝1分け4敗で、広島が1勝リードしている。歴史を振り返ると初戦は1998年で、広島ホームで4−3、厚別では0−2で札幌に敗れた。

 次のJ1での2001年はホームで1−0、アウエー厚別で2−4で敗れた。翌02年は、ホームで5−1で勝利、待望の札幌ドームでは4−5で敗れた。ここで初めて、広島が15位、仲良しの札幌が16位で、J2リーグに降格をした。共に戦った03年は4試合戦い広島の3勝1分け、2位でJ1に昇格した。札幌は9位でJ2のまま、5年間のJ2ランクを漂っていた。

 広島は07年に2度目のJ2に降格した。この時代の監督は06年から11年まで6年間指揮を執った現・札幌監督のペトロビッチ氏。札幌は08年にJ1昇格を果たし、J2での対戦はなかった。再び顔を合わせたのは12年。広島が3−1、3−0で連勝した。そして17年、四方田修平監督の札幌と対戦、札幌ドームで1−2、ホームで1−1の成績に終わった。今季は広島が2月の初戦は1−0で勝っている。


 【札幌の秘策】ペトロビッチ監督の広島での教え子、森和幸(37)が、ホーム最終戦(11月24日)で「引退」のあいさつをした。ミシャが知っているのは、彼と青山敏弘(32)ぐらいだろう。札幌のGKとして活躍した林卓人は、14年からの広島復帰で、素晴らしいプレーを見せている。一発ゴールまでのFWへのドロップキックは素晴らしい。

 広島は、中盤からの組み立てと、トップへのロングボールをキープしてからの展開で攻めてくる。札幌はGKク・ソンユンの堅守と、宮澤裕樹のCBと福森晃斗、進藤亮佑の両翼、その前に荒野拓馬・深井一希の守備陣で対応できるだろう。攻撃は駒井善成・チャナティップ・菅大輝。トップはジェイか都倉賢でスタメンを組めば相当プレッシャーを与えられる。交代メンバーも三好康児が好調。

 小野伸二、稲本潤一、河合竜二のSUBはどんなもんだろう。健闘を祈る。
池田淳