２０１６年から北海道コンサドーレ札幌に加入したＭＦジュリーニョ（３２）＝ブラジル出身が８月１３日付けでＪ２リーグ・レノファ山口ＦＣに期限付き移籍した。期限は来年１月１日まで。

　ジュリーニョは、強烈な左足シュートを武器に、右サイドからの攻撃に徹して１６年はＪ２で３４試合に出場１２得点の活躍をした。翌シーズンのＪ１昇格の立役者と言って良いほどの活躍だった。１７年もＪ１キープの活躍を見せていたが、６月に右アキレス腱断裂で登録抹消の悲劇に出会ってしまった。

　ペトロビッチ監督に代わり、復帰の兆しもあったが、新加入の駒井善成、三好康児の活躍で、出番が少なく２試合、２得点に留まっていた。在籍中のＪ１通算記録は１２試合４得点。

　ジュリーニョは「札幌で、Ｊ１昇格、残留の経験をしました。でも、けがで長期間離脱をしなくてはならず、チームに迷惑をかけ、悔しい経験もしました。札幌の素晴らしいサポーターと共に戦えたことを誇りに思っています」とクラブ広報を通じてコメントを残した。