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村井満Jリーグチェアマン声明発表「今後への想い」

22・03・11
 Jリーグを運営する公益社団法人日本プロサッカーリーグは、2月28日に第2回理事会を開き、「Jリーグ百年構想クラブ」の認定や実行委員の選任などを行った。今回の理事会が最後となったのは、村井チェアマン、原博実副理事長、木村正明専務理事、佐伯夕利子理事ら。

 4期8年に渡りチェアマンを務めた村井満氏は、3月15日の退任を前に、以下の『ステートメント(声明)』を発表した。

 
 「安心安全な地域があって、そして安寧な社会があって、はじめて私たちはスポーツを楽しむことができます。

 東日本大震災や熊本地震の影響下では試合を開催することは困難なことでした。

 また集中豪雨や台風の影響のたびに試合の中止を判断してきました。

 さらに新型コロナウイルスの状況を見極め、対策を講じるには4か月にわたる中断を要しました。

 今日現在でも、世界では紛争や戦争状態の地域がありますが、とてもスポーツを行える状況にありません。

 スポーツを楽しむことができる日常の有難さに感謝し、世界の平安を願うものです。

 また、スポーツが行える日常の中でも、暴力や暴言、差別などは許されるものではありません。

 そうした非人道的な行為は個人、組織、国家を問わずJリーグはこれからも断固として反対していく所存です」


Jリーグ チェアマン 村井 満
編集部