北海道コンサドーレ札幌運営する株式会社コンサドーレは、４月２２日に第２５回定時総会を開催。いまだに続く新型コロナウイルスの影響により今年もオンラインで行われ、野々村芳和社長が議長となり議案を進めた。

　昨季はコロナ禍により、２月２２日に開幕戦を戦った後に７月初旬まで約５か月間にわたり試合開催の中断を余儀なくされた。その影響は多大で、売り上げは５億円減となり、純損失は２億７１３６万円。３年連続の赤字となった。

　その中、選手、スタッフからの一部給与返納や、サポーターから寄付の総額が約１億６千万あり、想定よりは赤字額を抑えられたという。

　世界的に厳しい状況は変わらないが、サポーターやパートナー企業に支えられ、さらにクラブの一体感を実感したシーズンとなったようだ。