北海道コンサドーレ札幌の王道と遍歴2020年1月号

唯我独尊
天上天下「ゆいがどくそん」の略称
ONLY I AM HOLY.とは釈迦の言葉
日本の古来は中華民国の享受が多い
我がコンサドーレを支配する人物は
ミハイロ・ペトロヴィッチ監督です
札幌に来て3年目を迎え極意を諭す
   
2020東京五輪サッカーが楽しみ
06年サンフレッチェ広島に大改革
JAPANがここから始まったとも
代表監督には森保一氏が昇り詰めた
森保と広島のドン今西和男氏が居た
ミシャが見た初の日本チームだった

次は12年に浦和レッズに移り采配
J1は14、16年の2位が最高位
16年にルヴァンカップ優勝で開花
だが17年7月札幌ドームの札幌戦
0−2で敗退して浦和とは決別した
現HC四方田修平監督が率いていた

「札幌はセルビアの気候と同じだ」
国籍はオーストリアだがドイツ方式
攻撃は最大の防御とばかりに攻める
1年目は4位2年目の10位は不満
3年目攻めもポゼッションでの配置
選手は30人前後で菅大輝がFWに
コンサドーレ札幌の王道と遍歴
「感謝の集い」で2020年を目指してスピーチするペトロビッチ監督。後ろから見守る野々村芳和代表取締役社長CEO(12月9日、プレミアホテルTSUBAKI札幌 Photo Jun) 
コンサドーレの王道を拓く
武者震いがする3年目の正直
 北海道コンサドーレ札幌を運営する(株)コンサドーレ野々村芳和代表取締役社長CEOは、9日、テレビ出演して今季の「札幌の方針と抱負」を語った。
 「一番うれしいのは、道産子選手が日本を代表する選手に選ばれたことです」。監督ミハイロ・ペトロビッチ氏は「今年は選手もサポーターも観客も、今までとは全く違う世界を見せるためにチームを育てる」。GM三上大勝氏は「北海道とともに世界へ」を強調して、「道産子の地道な努力と心意気」を夢見ている。
 野々村社長はTVの質問で「実は監督をやってみたい」は「×」。さらに「自分は道産子だと思っている」は「×〇」。「今年もサプライズはある」は「×」。ミシャ監督はこの場に居なかったが、きっと「3年目には、これまで何かをして来たか」。3年目の正直は「2020年オリンピックイヤー」にやってきそうだ。
監督業が成せる業か
 外国人監督でペトロビッチ氏が、日本在住監督で今年中にトップの座につきそうだ。これまでの最強監督はJ1リーグ鹿島アントラーズに2007年に来たオズワルド・オリヴェイラ監督(69=ブラジル)で、07年から09年まで3連覇。07年には天皇杯優勝、09年スーパーカップ優勝など輝かしい成績を収めた。また、2018年には浦和レッズに招かれたが、18年の天皇杯優勝は果たしたものの19年は途中で退任した。
 ミシャ監督と肩を並べるのが、2019年再び柏レイソルを指揮、J1昇格したネルシーニョ監督(69=ブラジル)。1994−96年までヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ1969)で指揮、ブラジルへ戻ったあと2003−05年は名古屋グランパス。再来日後は09−14年は柏、15−17年はヴィッセル神戸を経て昨年再び柏で今季は日本在住期間17年目の采配を揮う。ミシャは15年目で、2年違い。今季の勝負か。
野々村社長の本音は
 テレビ出演はアナウンサーの質問に答えた。「監督の話」は、絶対までは行かないが「×」。同じような人がいた。今季J3にJFLから昇格したFC今治の岡田武史オーナー。日本代表監督もやったし、札幌の監督も3年やった。ちょうどMFに野々村キャプテンが居た。この関係とまでは言わなかったが、岡田オーナーも「監督は×で、返上した」。真似をした訳でもないが、野々さんいわく「自分のチームの試合が怖くて見られない」と。岡ちゃんと同意見。分かるなー。
 道産子論は、静岡生まれで「なれない」が、「今は行くところがないから北海道人」で? アナウンサーは「私も道産子に一票」。よく分からないなー。
 サプライズは、「無いと思うよ」。札幌の選手は平均年齢25歳前後。上位のチームの平均は28歳かな。あと3年はじっと我慢。「急にうまい選手が出てきたリ、うまくなって、給料が上がったら、現状では払えないよ」。社長は辛いナー。
 というような―社長答弁と期待の方針だ。浦和レッズの年間予算が100億近いという。でも札幌より順位が低いのは「金の力だけじゃない」(名言)。
監督・コーチ・選手を発表
 北海道コンサドーレ札幌は1月6日、今季の監督、コーチ、選手の契約合意結果を発表した。
 新加入選手は、同10日、札幌グランドホテルで記者会見をして今季の全容が見えた。
 スタッフはミハイロ・ペトロビッチ監督(62)が就任3年目を迎え、ヘッドコーチに四方田修平(46)、コーチ沖田優(41)、ブルーノ・クアドロス(42)、竹内清弥(29)、杉浦大輔(45)、長嶺寛明(39)。フィジカルコーチ大塚俊介(37)、GKコーチ赤池保幸(45)。
 選手は、GK菅野孝憲(35)、阿波加俊太(24)、ク・ソンユン(25)
 DF石川直樹(34)、進藤亮佑(23)、福森晃斗(27)、濱大耀(21)、キム・ミンテ(26)、田中駿汰(22)
 MFルーカス・フェルナンデス(25)、深井一希(24)、宮澤裕樹(30)、駒井善成(27)、檀崎竜孔(19)、チャナティップ(26)、白井康介(25)、早坂良太(34)、荒野拓馬(26)、中野嘉大(26)、金子拓郎(22)、高嶺朋樹(22)
 FW菅大輝(21)、鈴木武蔵(25)、アンデルソン・ロペス(26)、藤村怜(20)、ジェイ・ボスロイド(37)
 期限付き移籍中選手はDF中村桐耶(19=JFL・HondaFC)、FW岩崎悠人(21=湘南ベルマーレ)
攻撃陣充実で点が取れる
 コンサドーレのペトロビッチ監督は、攻撃的サッカーの先駆者を道民に2年で教え、これからが、結熟期という。ドイツのサッカーが「手本」と良く言うが、決してそうではない。ドイツの教本を1960年代に手にしたが、システムは5通りぐらいあった。日本は当時WM方式だったが、今の3−4−3のシステムにポジション取りだけは似ている。さらに4−2−3−1のワントップも当時先進的なフォーメーションだった。
 ミスター・デットマール・クラマーが来日して教えたことは「個人技の上達」と「個々の融和」だった。それに「大和魂」。1964年の東京五輪のコーチとして来日したクラマーは、メキシコ五輪まで考えていたかどうかは分からないが、日本サッカーは銅メダルを取った。1トップの釜本邦茂(75)は、ニュートラルゾーンの右前で、突っ立っていた。敵はマークに値しないと放っておいた。そこが付け目だった。足は速い、ボールは持てる。得点王にもなった。こんな選手が「50年前に居たんだ」。
こうなるぞ!ミシャの戦略
 ミシャのサッカーは、個人の特徴を「一目で観察」して、適性を見抜く力がある。これまで「大間違いは無い」。この洞察力が、広島、浦和、札幌で開花してくる。3度目の正直。「直感で1年」、「右を向かせて2年」、「個性を絡めて」3年はかかる。
 監督・コーチはこれの繰り返し。選手は「個性を出し切ろう」。監督、指揮官は、これで一つの「まとまりを見つけ出す」。それがチームだ。
 コンサドーレはもはやこの境地になって来ている―。
キャンプはタイ振り出し沖縄熊本
 【指名選手トレーニング】7日〜12日はオープニングで23歳以下の選手が宮の沢のクラブハウスで「コンサドーレのノウハウ」を習得する。
 10日の新加入選手の記者発表をはじめ、11日の必勝祈願(北海道神宮)。ファンを集めた「北海道コンサドーレ札幌キックオフ2020」は午後2時から北海きたえーる。
 12日はトレーニングを予定しているが、天候により、場所未定。
 13日は、いよいよ「キャンプだ」。

 【タイ・キャンプ】(13日から30日=タイ・チェンマイ)9日夜・バンコクで行われた「U−23アジア選手権」のバンコクは気温30度越え―という。ガンバレ!30日まで。

 【沖縄キャンプ】(2月3日から15日=金武町陸上競技場)ゲーム対戦も出来、他流試合も?さらにJ1開幕の2月22日アウエー柏戦を目指し熊本に移動。

 【熊本キャンプ】2月16日から第3節3月7日ガンバ大阪相手のホーム開幕戦ごろまで。2020年は、東京五輪イヤー。7月2週目から8月3週まではJリーグは休止状態に入る。
                                                     (池田 淳)