北海道コンサドーレ札幌の王道と遍歴2019年8月号

無我夢中
「むがむちゅう」とはコンナことか
全英女子ゴルフで日本人が優勝の報
岡山県出身の渋野日向子で文武両道
20歳で昨年プロテストを経た新人
42年前樋口久子さんが全米を制す
樋口さん曰く「新人類」の登場です

「日本でやっているみたいだった」
ギャラリーに夢中でハイタッチする
物怖じしない余裕は書道のたしなみ
初等師範で母曰く「静と動」がある
女子ゴルフ界は黄金時代と称される
2020東京を前に皆何かに夢中だ

日本の幼児や英才教育の姿が見えた
終戦直後は「体育スポーツ」が同居
柔道剣道少年団に野球サッカー球団
この頃ドイツでは幼少年に体育指導
若いうちから種目を限定させない術
「新人類」の基盤は日本にも出来た
   
サッカー界注目の人MFの小野伸二
1998年W杯フランスを機に始動
浦和レッズを皮切りオランダに渡る
フェイエノールトが初の海外チーム
国内は清水エスパルスと札幌が長い
「無我夢中」の人生はまだこれから
コンサドーレ札幌の王道と遍歴
8月10日の浦和戦終了後、FC琉球に移籍する小野は、ペトロビッチ監督(右)に花束を贈られ、野々村社長(左)やチームメイトと一緒に笑顔を見せる。札幌ドーム、撮影・石井一弘
コンサドーレの王道を拓く
8月の戦いが今後の目安に
 全国的に暑い・熱い夏。北海道コンサドーレ札幌にとって、この夏8月3日がサンフレッチェ広島(●0−1)、10日は浦和レッズ(H△1−1)、17日は清水エスパルス(A)、24日がFC東京(H)、31日がヴィッセル神戸(A)で、土曜日ばかりの5連戦。ホーム2試合のアウエー3試合。すでに広島、浦和戦が終わり1分け1敗の苦しい試合が待ち受ける。
おおざっぱにいうとFWの出来
 コンサドーレは今のところトップを任せられるのはジェイと鈴木武蔵の2人になる。布陣を3―4―3とすると、3トップがワントップとブラインドになる。トップに武蔵を置き、左チャナティップ、右アンデルソン・ロペスの時は、両シャドーが、相手DFを引き出しておいて、武蔵を少なくてもペナルティーエリア手前から走らせて得点シーンになる確率が多い。
 ジェイがトップに入ると武蔵がシャドーに入り、左にA・ロペスが入ると3人の行き場所が団子になって、「存在感が薄れる」。3人の係が我々には「見えてこない」。
 ペトロビッチ監督が「秘策」として「影練習」をしているなら、いつかは実るだろうが?
チャナティップの動きが見え見え
 もう一度得点源を整理すると、ジェイのヘディングと、武蔵の突破力とチャナティップのキープ力からの展開やフェイントが決め手だが、最近、股抜きなどが相手に見すかされ、逆にピンチになる場合も。周りのMF菅大輝、MF深井一希のダミー的な動きも攻撃の要になりそう。
 右はMFルーカス・フェルナンデスとA・ロペスのワンタッチパスが相手を翻弄する。その大外を白井康介が突破するとジェイの頭を狙ったフィードが出来る。チャナの見え見えのフェイントも功を奏する場面が見えてくる。
小野伸二が去った後に残るもの
 8月10日午前11時から「河合竜二氏の引退試合」が行われ、コンサドーレのOBらとアカデミーの選手たち(室蘭U−15)がゲームを行った。2000年の監督・岡田武史・現FC今治社長もOB軍の監督を務めるなど往年のコンサドの顔がそろった。結果は、岡田監督のひと声「河合はトップに上がれ」で結果が見えた。2点をあげ、ハットトリックは出来なかったが、竜二チームが3−1で勝利した。河合竜二は、この日、コンサドの22節の対戦相手浦和レッズ、横浜F・マリノス、札幌の3チームの選手として活躍、昔の仲間も多数参加してのメンバー構成で、本番前のスタンドは2万人に達しようかという「竜二ファン」で埋めつくされた。
 一方、本戦の北海道コンサドーレ札幌対浦和レッズ戦で、札幌在籍を終了、10日の試合を最後に、J2のFC琉球に移籍する小野伸二(39)に別れを告げる本戦もあり、小野伸二は、控え選手に名を連ねた。前評判では、「ありうる」の予想だったが、試合が前半0−0、後半にレッズに先制され追う立場。鈴木武蔵の久々のゲットで同点としたが、菅大輝の代わりのルーカス・フェルナンデスを入れて「勝ちに挑んだ」。しかし、キャプテン宮澤裕樹のけが交代(深井一希)で、危機感を抱きトップのジェイは不発のまま90分+1分で中野嘉大に代わり、ペトロビッチ監督もスタッフ・選手も納得したが、終了後の監督記者会見で「出場の期待が裏切られたのでは−」の質問も出ていた。
                                                    (池田 淳)