北海道コンサドーレ札幌の王道と遍歴2019年10月号

ノウハウ
「KNOW−HOW」は知識や情報現在では多彩なインフォメーション
資料を集めては判断や推測を重ねる
サッカーは監督コーチが思案投げ首
セオリーに沿い物事のやり方を考え
終盤のJリーグは悲喜交々の連続?

北海道コンサドーレ札幌は勝負の年
リーグに加えルヴァン杯はベスト4
まさに前進あるのみで選手は必死だ
久しぶりに運営会社の野々村社長も
スポンサーやサポーターに気を遣う
最高の盛り上がりを見せているが?
    
ペトロヴィッチ監督がちょっと変だ
10月4日のガンバ大阪で大敗した
0−5は今季最悪失点で秘策失敗?
前半0−0でキーマン宮澤裕樹交代
得点を取りに行ったのが裏目に出た
宇佐美貴史アデミウソンらがゲット
    
カップ戦は9日と13日にガンバ戦
ミシャの経験値は高く選手らも好感
4日の大失敗は必ず取り返す力ある
夜間試合が多い中で練習は皆無だ?
札幌の「ノウハウ」を試すチャンス
「勝って兜の緒を締めよ」解るかな
コンサドーレ札幌の王道と遍歴
9月22日に行われたサポーターズデーで、ペトロビッチ監督(右手前)と一緒に写真を撮ろうと長い行列が出来た。札幌市内の白い恋人サッカー場、撮影・石井一弘
コンサドーレの王道を拓く
ペトロビッチ監督のもくろみ
Jリーグが終盤に入る。北海道コンサドーレ札幌は、勝ち点40で7位にいる。34試合の約2倍、勝ち点63がベスト3すなわちACL出場権内と、読む監督がいる。
 監督名は、きっと今季のJリーグベストイレブン、Jリーグ最優秀監督賞を得る年末のJリーグアウォーズで披露されるだろう。札幌にしてみると、あと残り6戦マキシマム勝ち点18のうち何勝出来るか。目前のセレッソ大阪、名古屋グランパス、横浜F・マリノス、ジュビロ磐田、サガン鳥栖、川崎フロンターレの6チームが相手だ。
 その前に速報。JリーグYBCルヴァンカップは、10月9日準決勝第1戦を大阪府吹田市のガンバ大阪のホームで戦い、コンサドーレは1−2で敗れた。次の13日はホーム札幌ドームで、1−0の完封勝利(2−2で並びアウエーゴールの差)か、2得点差以上で勝たなくてはならない。
リーグは4勝1分け1敗?
 当面のセレッソ大阪とは、10月18日午後7時から明治安田生命J1リーグ第29節でホームの札幌ドームで対戦する。今季第7節では1−0で勝ち、18年は2引き分け。「当然勝てる」。
 次の第30節は名古屋グランパスで、11月2日午後2時から、こちらも札幌ドームでの2戦目。3月の第5節では0−4で敗れているが、18年は2連勝、勝てると読んでよい。
 現在3位にいる横浜F・マリノスは、リーグ中盤でのし上がってきた。春先の第8節では、札幌がホームで3−0。今度の第31節は11月9日午後2時からアウエーのニッパツ三ツ沢。なぜか昨年もアウエーで札幌が負けて1勝1敗。良くて引き分けだろう。今年はACL圏内に上がっている。
 第32節は、11月23日午後2時から札幌ドームでジュビロ磐田と対戦する。春の第9節では2−1、18年は札幌の1分け1勝。このところ札幌の分が良い。
 第33節はサガン鳥栖で、懸命に這い上がってきている。11月30日午後2時から、鳥栖の本拠地・駅スタで対戦する。今季の第16節は鳥栖にも3−1で勝ち、昨年も連勝、こういう時が危ない。登り調子。
 最終第34節は、苦手な川崎フロンターレ。これまでに勝ったことがない。J1リーグでは0勝2分け7敗。今季の第15節では1−1の引き分けで、12月7日午後2時から、札幌ドーム。「コンサドーレは最終日ホームで何かが起きる」。
6試合中4ゲームが札幌ドーム
 ミシャ監督は、常々「落ち着いてプレーしよう」。「パスの精度を上げよう」。「みんながファミリー」という。進めば進むほど「選手はうまくなる」。何をもくろんでいるのか解らない。ルヴァンカップも「僅差で」札幌ドームに導いた。「ドームでは何かが起きる」の神話が出来るように祈ろう。選手は「みんな成長している」。
ルヴァンカップの生い立ち 
 第1回は1992年、菓子メーカーのヤマザキビスケット(旧ヤマザキナビスコ)が特別協賛となって発足した。設立から2016年途中までは、「Jリーグヤマザキナビスコカップ」が正式名称。その後、発売商品の名前の変更「リッツ」等をひっくるめた「JリーグYBCルヴァンカップ」(略称・ルヴァンカップ)に統一した。
 賞金・表彰は優勝賞金1億円、準優勝5千万円、3位(2チーム)2千万円。ニューヒーロー賞50万円と副賞。昨年の覇者は湘南ベルマーレ、準優勝・横浜F・マリノス。
◆これまでの優勝チーム
 6回:鹿島アントラーズ
 3回:東京ヴェルディ
 2回:浦和レッズ、ジュビロ磐田、ガンバ大阪、ジェフユナイテッド千葉、 柏レイソル、FC東京
 1回:清水エスパルス、横浜F・マリノス、大分トリニータ、セレッソ大阪、湘南ベルマーレ
W杯ラグビーのぎょぎょっ
 2020年東京五輪・パラリンピックの前ぶれか、令和元年9月ごろから日本で国際級の大会が目白押し。W杯ラグビーをはじめ、バレーボール、卓球、バドミントン、女子ゴルフなど。まさにスポーツ王国JAPAN。中でもサッカーから生まれたというラグビーが、戦法はもとより、テレビを使った「見せ場」を「先行視聴」、「先取り」している。
 見せ場が変わったと感じるのは、攻撃の方法。猪突猛進の言葉通りのぶつかり合い。ラインパスの遅々として前進出来ないじれったさが見えない。何しろ前に前に。体のがっしりした国が強いとは限らない。肉弾戦である。
 テレビ観戦にも工夫が凝らしてある。トライの後の「キック」。ゴールがあんなに遠く、狭く。レンズワークだろう。キッカーも確かにうまくなった。サッカーゴールよりわずかに狭いが白いポールの間を見事にカーブして、すり抜けていく「ビューティフル」である。
 選手交代やスタンドの状況、監督のスタンドからの指示は無線だろう。このシーンはドローン撮影か?
 さらに主審(コンダクター)ひとりで「あの揉み合いを判定」、困難な時は審判が「映像判定」のサイン。早くもサッカーJリーグで言う「VAR判定」を取り入れていた。
 イングランドのパブリックスクール「ラグビー校」の生徒が、サッカーボールを「抱えて走った」のが始まりというラグビーの21世紀への変革を、サッカーののんびりとした「走り合い」が、いつ変革をするか見守りたい。
                                                     (池田 淳)