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J2第5節(4月4日)相性の良かった岐阜にアウエーで完敗…

10・04・11
 4月4日、コンサドーレ札幌は、アウエー(岐阜メモリアルセンター長良川競技場)でFC岐阜戦を戦い0−3で敗戦。過去、岐阜戦は負けなしという相性も生かせず完敗となった。
 
 この日の気温は18度を超え、桜満開となった岐阜市。ホームのFC岐阜は3連敗中とつぼみの状態だったが、3−0の快勝に「何かが生まれた勝利」と、倉田安治監督(47)も満開の笑顔で振り返った。
 
 試合は前半15分、札幌のMF藤田征也(22)が左サイドでドリブル突破から、GKと1対1になるもシュートはポスト直撃。この試合で、札幌の数少ない得点のチャンスだった。一方岐阜は、前半から決定的なチャンスを数回作り出すが、札幌GK盡兇離后璽僉璽察璽嶇発で0−0。
 
 両チーム選手の変更無く、流れの変わらぬままの後半7分。左深くのフリーキックから、岐阜MF西川優大(23)が長身を生かしヘッドで先制ゴールを奪う。早く同点にしたい札幌は、MF内村圭宏(25)に代えMF砂川誠(32)を投入。これで、流れは札幌に傾いた。しかし、同38分、岐阜の左コーナーキックのこぼれ球から、ペナルティーエリア外でフリーになっていた、岐阜FW嶋田正吾(30)が左足ボレーの糸を引くミドル弾で追加点。意気消沈した札幌は、DF石川直樹(24)の負傷退場も重なり、ロスタイム、西川に2点目を決められ試合終了。残り10分で、交代で入っていた、MF上里一将(24)、FW中山雅史(42)、も流れは変えられなかった。
 
 気になるのは、すべての失点やピンチが、最終的にはフリーの状態でシュートを打たせていること(奮闘するGKもたまったものではない…)。これはチーム戦術云々の前に、まずは一番危険なところを察知して防ぐ、という個の危機管理意識の問題なのではないか。―より言えば、プロの世界でシュートコースを空けてマークに付いても、フリーにしていると何ら変わりは無い―。
 
 これで、開幕戦の1―1(対鳥栖)以外、0−3(対福岡)、1−0(対栃木)、2−0(対岡山)、そして今回の0−3と、完封勝利か完封負け、というチームの両面も見える。これは、先制点に試合の流れが大きく左右されているとも読み取れる。精神面を含め改善しなければならない点ともいえるが、試合数が減った今季のJ2で、あまりにも浮き沈み(好・不調の両面)が大きいと昇格は厳しいものとなる。
 
 次節は、4月11日ホームの札幌ドームで、J1から降格してきた柏レイソルと対戦する。昇格争いのためにもホームの声援を力に先制点を奪い、一気に試合の流れを掴みたい。
矢田 からす