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コンサドGKクが大邱FC(韓国・Kリーグ)へ完全移籍

20・06・11
 5月29日、北海道コンサドーレ札幌は、新型コロナウイルスの影響でJリーグが中断している中、GKク・ソンユンが韓国での兵役義務の準備の為、当初の予定よりも早めて韓国・Kリーグ1の大邱(テグ)FCに完全移籍したと発表した。

 クは広報を通じて、「札幌に早く戻ってきたいという思いがあり、予定より早く帰国することに決めました」とコメントし、札幌でプレーすることへの思いを吐露した。

 これにより22年シーズンに札幌復帰の可能性も出てきた。未来のことはまだ分からないが、共に戦ってきた「絆」は途絶えないだろう。


■ク・ソンユン選手のコメント
 「新型コロナウイルスで大変な状況ですが、このようなお知らせになり申し訳ないと思っています。今シーズン、頑張って皆さんと一緒に戦って、チームの目標であるACLやリーグタイトルを目指して頑張りたかったのですが、自分には国の義務があります。早く戻ってきたいという思いがあり、予定より早く帰国することに決めました。皆さんにご理解いただきたいと思います。
 
 韓国のチームでは、人間として選手としてもっと成長して、いつかまた札幌に戻ってきてプレーして、皆さんと熱い試合をしたいです。コンサドーレに来るまではベンチにも入れない選手でした。僕の能力を信じて加入させてもらって、開幕戦から起用してもらいました。そこから皆さんに応援してもらって、自分の人生が180度変わるくらい、いろんなことがありました。この6年間は忘れません。ありがとうございました」

(写真は4月3日、札幌市宮の沢白い恋人サッカー場、撮影・石井一弘)


 上写真/札幌在籍時の4月3日、バセドー病治療のため、ピッチを横目に別メニューで調整していたク・ソンユン
編集部