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「池淳の岡目八目」コンサドーレの秘策を探る 15 川崎

19・06・11
3日休養・満身創痍で川崎に挑む
 
 J1のゲームはキリンチャレンジカップ(6月5日=トリニダード・トバゴ代表、9日=エルサルバドル代表)のため14節を終えて12日間のゲームナシ。北海道コンサドーレ札幌は6月14日午後7時からアウエーで川崎フロンターレと等々力陸上競技場で対戦する。

 札幌は、6月1日の14節を札幌ドームで、サンフレッチェ広島を1−0で破り、2日から4日の3日間を休養、心機一転の覚悟で2位川崎戦に挑む。J1での対戦成績はいまだに勝ったことのない0勝1分け7敗。昨季は1−2、0−7でチーム最多タイの失点7を記録してしまった。昨季のメンバーはFW都倉賢(現セレッソ大阪)、MF宮澤裕樹、菅大輝、チャナティップ、荒野拓馬らと、GKク・ソンユンのベストメンバーだった。今季はキャプテン宮澤、FW鈴木武蔵らがけがで出場不可能など、「満身創痍」で、現在2位の川崎に挑む。


 【札幌の秘策】ペトロビッチ監督は、1日の試合を「勝つという気持ち」が前面に出ていた。「私の一番愛するチームだ」と、試合後の記者会見で、紅潮した顔で言い放った。4試合得点の無いチームが1−0で勝った「ブラボー」は選手への感謝の気持ちだろう。

 キャプテン宮澤裕樹が重症、業師チャナティップもけが、ポイントゲッターのFWアンデルソン・ロペスもけがの治療でブラジルに一時帰国中。ベテランの早坂良太とルーカス・フェルナンデスをトップ下に配置したのが成功した。ベテラン早坂のJ1得点は2年振り。

 その後トップの鈴木武蔵が途中退場、ジェイが代わったが、高さと足技で重なるアクシデントを持ちこたえた。

 川崎戦は、トップにジェイ、両脇に早坂とルーカスと行きたいが、ルーカスはレッドカードをもらい出場できない。

 また、武蔵が1日の試合で右内転筋を痛めたため代表を辞退している。
池田淳