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天皇杯はJ1清水に0−2で完敗…。

09・11・11
 コンサドーレ札幌は、10月31日、天皇杯3回戦をアウトソーシングスタジアム日本平でJ1清水エスパルスと対戦。06年以来のベスト16入りを目指したが0−2で敗戦した。
 
 札幌は来季のJ1昇格が消滅しており、天皇杯の上位進出に希望を見出したいところ。しかし、試合は所属リーグの違いをそのまま感じさせられる展開に終始した。
 
 この日を象徴したのはキックオフ直後の前半30秒。清水のリスタートからシュートを放たれ、クロスバーで跳ね返ったところをFW永井雄一郎に決められ失点。出鼻をくじかれるには十分すぎる1点となった。
 
 これで精神的にも追い込まれる劣勢となり、前半20分には、永井に2点目を決められジ・エンド。残り70分あったが、J1の相手に対し、試合をひっくり返す力は今の札幌にはなく、0−2で完敗となった。
 
 厳しい戦いは予想されていたが、この敗戦から来季の中心となる若手が何かを感じてくれなければ、意味のないものとなってしまう。日頃から常に上のレベルを意識して取り組んでもらいたい。それがJ1への階段の一歩目となるだろう。
 
編集部