１０月２５日、コンサドーレ札幌はアウエーのユアテックスタジアム仙台で首位を争っているベガルタ仙台と対戦。トータルスコアは０−１の完封負けとなったが、得点差以上に力の差をみせつけられる敗戦となった。
　
　試合は、ホームの仙台が終始ペースを握る展開。札幌も後半１０分からＦＷの位置で投入されたハファエルが何度かチャンスを作るが決められず。９０分で札幌７本のシュートに対し、仙台には１７本のシュートを浴びせられた。これには、好守をみせていた札幌ＧＫ高原も耐えられず、後半２１分、仙台ＦＷ中原に決められ万事休す。これが決勝点となった。
　　
　札幌の石崎監督も「仙台はＪ１昇格を争っているチームで凄く勢いのあるゲームをしてきた。チャレンジしたが、やはりまだまだミスが多く、攻撃でタメを作れなかった。」と、完敗を認めた。しかし、「次は天皇杯、そしてリーグ戦は残り４試合と、来年に向けて新たにチャレンジしていきたい」とすぐに次の戦いに気持ちは向かっていた。
　
　次は、１０月３１日にアウエーでＪ１清水エスパルスと天皇杯３回戦を戦う。Ｊ１で上位を争う相手に、石崎監督の「チャレンジ」という言葉を信じたい。