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J2第46節(10月21日)キリノの一発炸裂。厚別で意地の完封勝利

09・10・24
 既に今季J1昇格の目標を失ったコンサドーレ札幌は、10月21日、ホームの厚別公園陸上競技場で栃木FCと戦い、1−0と意地の完封勝利を挙げた。
 
 試合は、前半17分、札幌CKの混戦から、上がっていたDF西嶋弘之がヘディングでFWキリノへ。これをキリノが豪快なオーバーヘッドシュートで叩き込みゴール。この一発が決勝点となった。
 
 この日は、3年目の岩沼俊介(21歳)がDFとして初先発の初出場。DFの堀田秀平(20歳)も初のベンチ入りを果たすなど、来季を見据えた選手起用も見えた。
 
 間違いなく来季の札幌は、保有選手、人件費を含めた運営規模の見直しに迫られる。その中で若手の選手育成からのメンバー構築はより重要なものとなり、リーグ残り5戦と、天皇杯の実戦はかけがえのない経験となる(いや、かけがえのないものとしなければ、サポーターも堪らない…)。

 次節は10月25日、アウエーで首位を争う、ベガルタ仙台と戦う。
 (写真はいずれも10月21日、札幌厚別公園競技場、撮影・石井一弘)
 
 上写真/前半4分栃木SCのFW崔根植(30番)と競う札幌のMFダニルソン(14番)
 
 
 上写真/前半44分、札幌右CKからDF西嶋(左端6番)がヘディングシュートを狙うもGK柴崎(1番)に阻まれる、中央栃木MF本橋(13番)
 
 
 上写真/後半37分、栃木FWレオナルド(中央28番)らの攻撃を懸命に守る札幌の選手たち、左からDF芳賀、MF藤田、砂川(8番)、ダニルソン、FW宮澤(11番)、GK高原(21番)、DF西嶋(6番)
 
 
 上写真/プロ入り初出場し勝利に貢献した札幌のDF岩沼(23番)
 
 
 上写真/岩沼(中央23番)は、90分間フル出場で1−0の勝利に貢献、試合終了と同時に左のMFダニルソン選手らと握手する時、ホッとした表情を見せた
 
編集部