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カーリングのロコ・ソラーレが受賞

18・12・16
北海道スポーツ記者倶楽部のMVP

 日本運動記者クラブ傘下の北海道スポーツ記者倶楽部は12月10日、札幌市内で総会を開き、2018年のMVPをカーリングのロコ・ソラーレ(北見市常呂町)に授与すると発表した。この賞は、道内の個人・団体で最も活躍した選手らに贈られるもので、ロコ・ソラーレは、平昌冬季オリンピックの女子カーリングで銅メダルを受賞した。

 カーリング部門では初の快挙で、同チームは「そだねー」のうなずきの言葉で、今年の流行語大賞にも選ばれている。

 この日、同チームはW杯第2戦で、米国ネブラスカ州オマハで行われた大会決勝で韓国を7−6で破り国際大会で初めて優勝を飾ったとの「ニュースも披露」され、授賞式には出られなかったが、会場に集まった道内スポーツ団体の関係者とスポーツ記者の祝福を受けた。

 昨年は、J1に昇格した北海道コンサドーレ札幌が、この栄誉を受けており、今回は記者投票189票のうちロコは44票を得た。2位は平昌五輪スピードスケート女子で3つのメダルを得た高木美帆選手(日体大助手=帯広南商高出)。さらにコンサドのペトロビッチ監督とMFチャナティップ選手らも票を得ていた。

 ロコは常呂町の練習場などがある「ところっこ」のロコと「ソラーレ」は太陽の意味。

 表彰式に出席できなかった本橋麻里代表理事は「多くの人がカーリングに興味を持っていただいてうれしい。選んでいただいた名誉に恥じぬよう頑張っていきたい」とコメントを寄せた。
池田淳