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「池淳の岡目八目」コンサドーレの秘策を探る 23 F東京

18・08・15
監督コースを歩む健太と勝負

 静岡県出身―筑波大卒―Jリーグ選手―日本代表―Jリーグ監督―などなど。長谷川健太監督(52)が、今季からFC東京にたどり着いた。北海道コンサドーレ札幌が一番恐れていた場面がやってきた。第23節8月19日午後1時から、ホーム札幌ドームで対戦する。

 長谷川監督率いるF東京にコンサドは今季アウエーでは0−0で引き分けている。しかしF東京は、ここ5試合は3勝2敗で2位(11日現在)、ベスト3を確保している。柏レイソルからレンタルのFWディエゴ・オリヴェイラが11得点をあげ、得点ランク2位に付けている。要注意。

 ガンバの出身の宮本恒靖監督には1−2で敗れたものの、後輩を思う健太独特の試合運びだったよう。


 【札幌の秘策】札幌は長谷川監督がガンバ大阪を率いてたころには、1勝3敗(昨季は1勝1敗)で、うちホームでは2敗と、なぜか分が悪い。ペトロビッチ監督の「ホーム・フレンドリー」が、精神的には上回ってほしいところだ。

 ミシャ采配で、最近気になるのは、ジェイ先発―都倉賢に引き継ぎが目立つが、「交代が遅すぎて都倉の力が発揮出来ない」や「二人のトップが見たい」やら、「ジェイ―都倉―チャナティップ」の3トップのスクリーンパス攻撃も見てみたいものだ。

 いずれにしろ「ベストゲーム」よりも「勝利の味を噛み締めたい」ものだ。
池田淳