上位進出に最後の望みをかけるコンサドーレ札幌は９月２７日、ホーム厚別公園競技場で、３位湘南ベルマーレと戦い、ＦＷキリノの２ゴールで２−０の完勝。自信を深める３戦連続の完封勝利を飾った。
　
　試合のハイライトは、１−０でリードし迎えた前半４４分。札幌の自軍ペナルティーエリア内で、ＤＦが軽く湘南選手に接触したところ、あっさりとＰＫの宣告。納得のいかない判定に、試合の流れが変わるに思われた。しかし、札幌ＧＫ高原寿康がこれをスーパーセーブ。完封勝利のヒーローとなった。
　
　この勝利で札幌は勝ち点を６７に積み上げ、６位となった。次節は１０月４日、アウエーで１４位のロアッソ熊本と戦う。
　（写真はいずれも９月２７日、札幌厚別公園競技場、撮影・石井一弘）
　
　

　上写真／湘南ベルマーレ戦前半２８分、コンサドーレ札幌はＤＦ西の右からのクロスをＭＦ古田（手前２７番）がスルー、ＦＷキリノ（１９番）が押し込んで先制する。左端札幌ＭＦ藤田（７番）、湘南ＧＫ野澤、右端ＤＦジャーン（３番）
　
　

　上写真／前半２８分の先制ゴールに指を突き上げるＦＷキリノ（１９番）と祝福するＤＦ西嶋（左）とＭＦ藤田（７番）
　
　

　上写真／湘南ベルマーレ戦後半２６分、コンサドーレ札幌のＦＷキリノ（１９番）は自ら倒されて得たＰＫを決めて貴重な追加点をあげ、ゴール裏のサポーターとともに歓喜する
　
　

　上写真／湘南戦後半４３分、札幌は２点のリードとあってＦＷ中山（１３番）、ＭＦ藤田がコーナーでボールをキープ
　
　

　上写真／札幌は上位の湘南を２−０と破り笑顔を見せる。左からＤＦ西（２２番）、石川（２９番）、ＭＦ上里（２０番）、藤田、ＦＷ中山（１３番）、右端殊勲のＧＫ高原（２１番）
　
　

　上写真／２ゴールを決めこの日のヒーローとなった札幌のＦＷキリノがインタビュー後、サポーターにあいさつ