コンサドーレ札幌ピックアップ情報

一覧に戻る

「池淳の岡目八目」コンサドーレの秘策を探る 19 長崎

18・07・29
高木監督の得点予知はベスト8

 北海道コンサドーレ札幌は第19節で元札幌FW高木琢也監督率いるV・ファーレン長崎と対戦する。8月1日午後7時から、猛暑?のアウエートランスコスモススタジアム長崎は波乱含みだ。第1戦の3月18日の札幌ドームでは札幌が2−1で勝利している。現在札幌は上位にいるが、長崎は降格ラインの3チームの少し上を続けている。なぜだろう、得点は同じ21得点。札幌は得失点差+2。長崎は失点28で、33失点の名古屋グランパス、31失点の横浜F・マリノスに次いでワースト3(いずれも7月22日現在)。

 得点源はFW中村慶太6点と鈴木武蔵が5得点。FWファンマ、DF田上大地、MF中原彰吾(元札幌)、翁長聖が2得点ずつと(7月22日現在)、高木監督の言う「決めていく」にはまると怖い。


 【札幌の秘策】ペトロビッチ監督は、対ジュビロ磐田戦で0−0の「決め手を欠いた試合」をしてしまった。札幌の3−4−2−1は変わらなかったが、相手がポイントガードをスイーパーの前に置いて、札幌のトップを徹底的マークし、シュートコースを遮った。

 さらに札幌FWの切り札ジェイのPKを相手GKカミンスキーが、ジェイの癖を読み取ったように防いだ。名波浩監督の思うつぼにはまった感じだった。試合内容からは、ボールキープしているようだが、持たされている感が強かった。

 ミシャ監督には記者会見後、「ブラボー」サインは出したものの、後半のジェイと都倉賢との交代は、大間違い。相手がトップ封じをしていたのに、どうしてトップ2枚に出来なかったのだろう。ジェイの頭と都倉の突っ込みが見たかったね。
池田淳