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「タイのメッシ」札幌に完全移籍へ

18・07・21
 日タイ交流事業を進めるサッカーJ1の北海道コンサドーレ札幌の運営会社(株)コンサドーレ(野々村芳和代表取締役社長CEO)は7月13日、同チームMFのチャナティップ・ソングラシン選手(24)を来年2月から「完全移籍」する旨を発表した。

 愛称チャナは、小柄ながらスピードと足技を駆使して、チームの左側のトップ下で活躍している。昨年7月、タイのプレミアリーグ・ムアントンユナイテッドFCから札幌へ仮契約の期限付き移籍している。

 タイの代表歴はU−19、U−23、2012年からタイA代表。札幌での記録は2017年7月からJリーグ16試合0得点。今季は14試合3得点(7月19日現在)。タイには、今季から石井謙伍選手(32)らが、移籍している。

 チャナティップ選手の出身は、首都バンコクに隣接したナコーンパトム県で、仏教伝来の古都と言われる。日本からの観光客も多い。

 1993年10月5日生まれ。ポジションはMFで158センチ、56キロでコンサドでも一番小さい。兄弟は兄姉の3人で、タイ時代の愛称は「ジェイ」。ラーメン、焼き肉が好きで、北海道弁は「すんばらしい」「なまら」などを使える。趣味はタイ音楽、タイのメディア、日本のテレビは少し、車も?。結婚は回答なし。


 上写真/7月18日の川崎戦の後半26分、ドリブルで突進する札幌MFチャナティップ(18番)は川崎DF奈良(3番)に右足を引っかけられて倒される。後方DF福森、右へ川崎MF守田(25番)、札幌FWジェイ(48番)。札幌厚別公園競技場、撮影・石井一弘

池田淳 写真は石井一弘撮影