コンサドーレ札幌ピックアップ情報

一覧に戻る

天皇杯・コンサドーレ勝ち「ラウンド16へ」

18・07・15
 天皇杯JFA第98回全日本サッカー選手権大会は7月11日各地で3回戦15試合を行い、北海道コンサドーレ札幌はアビスパ福岡(J2)に4−0で快勝、ラウンド16へ駒を進めた。次のコンサドーレは9月26日、ジュビロ磐田と対戦する(午後7時、ヤマハスタジアム)。また7月11日に行われる予定だったサンフレッチェ広島対名古屋グランパスの試合は西日本豪雨のため延期された(8月22日午後7時、Eスタ)。


三好が先制―移籍後「初ゴール」

 7月11日夜の九州・福岡市は気温が25℃以上で、北国札幌にとって「アウエー酷暑」のハンデ。先行して優位に展開する作戦でピッチに出たイレブンは両ウイングとトップアンドシャドウがフル回転。前半12分、中央左のチャナティップが落としたボールを三好康児が左足で蹴り込みゴール。薄暮のスタンドに陣取ったサポーターから歓喜と、どよめきが起こった。背番号41の今季(川崎フロンターレから)札幌移籍後、公式戦初ゴールになった。1997年3月26日生まれの22歳。U−23日本代表、神奈川県出身で川崎入団後Jリーガー5年目。167センチ、64キロ。


ジェイ、チャナ、都倉がゴール

 試合の方は、後半ホーム福岡の猛攻が続きGKク・ソンユンの好捕やDFのブロックでしのいだ。シュート数はコンサドが6で、福岡は12本のシュートを放ちながら0点の差。やはり今季から就任したペトロビッチ監督の攻撃的ムーブメントにある。後半14分ジェイがPKを決め、同20分チャナティップが中央で相手DFの裏を取り3点目。最後はジェイに代わって登場した都倉賢が相手の守備陣を置き去りにしてゲット、全てミシャ監督の采配「両サイド攻撃と、中央突破」相手が嫌がる攻撃展開で、W杯ロシア大会中の「練習のたまもの」が発揮されている。


ラウンド16(ベスト16)の対戦は次の通り 

 川崎フロンターレ−湘南ベルマーレ、サガン鳥栖−ヴィッセル神戸、モンテディオ山形−FC東京、横浜F・マリノス−ベガルタ仙台、鹿島アントラーズ−広島・名古屋の勝者、浦和レッズ−東京ヴェルディ、セレッソ大阪−ヴァンフォーレ甲府、コンサドーレ−ジュビロ磐田
池田淳