コンサドーレ札幌は、９月１３日にアウエー（山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場）でヴァンフォーレ甲府と戦い、１−２で敗れた。
　
　試合は、昇格争いを繰り広げている上位との差を見せ付けられる展開。札幌は、勝ち点差を埋めたいという気持ちはあったが、相手のプレッシャーにプレーは萎縮した。
　
　前半は、開始から自分たちで流れを悪くし、９分と４４分に自滅する形で２失点。後半札幌は、ハーフタイムでの切り替えが功を奏し、４９分（後半４分）にＦＷキリノからのパスにＭＦ藤田征也がゴール。１点差に詰め寄った。しかし、同点を奪う流れまでは持っていけず、そのまま敗戦となった。
　
　札幌の石崎信弘監督も「上位チームとの戦いで、まだまだ足りないところがある」と振り返った通り、プレスが早くポゼッションが難しい相手に対しての課題は改善されていない。
　
　ボールを預ければ安心というあの選手が今季残っていれば、と過去を懐かしんでも始まらないのは分かっているが…。総括の時期は予定より早く訪れそうだ。