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「池淳の岡目八目」コンサドーレの秘策を探る 10 横浜

18・04・23
豪州の名将が札幌の聖地へ

 北海道コンサドーレ札幌は第10節で札幌の聖地に横浜F・マリノスを迎える。4月25日午後7時から、札幌市厚別運動公園競技場で行われる。札幌はサッカーのメッカ、埼玉スタジアムで浦和レッズと対戦0−0で引き分けた。

 今度は今まで勝ったことのないマリノスが相手で0勝1分け11敗。札幌は浦和と引き分け今季6試合負けなしで来ている。だがマリノスには、昨季は0−3、0−2で連敗。マリノスのアンジェロス・ポステコグルー新監督は、オーストラリア代表をW杯ロシア大会に出場を決めてからの退任。天才小野伸二がウエスタンシドニーにいた頃、メルボルンビクトリーの監督から代表監督に昇格していた。

 FWヴィエイラの9試合7得点が怖い。残念ながら警告は2で、次節は鹿島アントラーズが対戦相手、采配はいかに―。


 【札幌の秘策】ペトロビッチ監督(ミシャさん)、浦和では「よく耐えました」。四方田修平コーチの忙しそうな姿も見えて、興奮した。

 マリノスは鹿島と同様、J2降格なしの歴史を刻んでいる。今季は得点11で失点15は、これまでにないバランスの悪さ。相手DFの中澤佑二を中心に4バックで、中盤は3人、トップと2シャドウの配置だと思うが、守りの要、キム・ミンテのマークが気になる。昨年とシステム(4−2−3−1)が、少し変わっただけに、キムがヴィエイラをどこまでマークできるかにかかってきそう。

 ミシャさんの「超攻撃型」が、どこまで通用するか。ジャパンサッカーのディフェンスの在り方まで「考察」出来る試合になるだろう。同型の浦和との攻防には、ギリギリの防御がGKク・ソンユンの好捕で助かっていたが・・・。 
池田淳