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J2第37節(9月2日)、元札幌吉原に決められ、トップ5に勝ちきれず

09・09・05
 ホーム厚別で勝ちきれず…。コンサドーレ札幌は9月2日、5位の水戸ホーリーホックと対戦し、1−1のドロー。上位との差を縮めたい札幌にとって、痛い引き分けとなった。
 
 試合は、後半6分にDF西嶋弘之の右からのクロスに、MF西大伍が右足で合わせ札幌が先制。追加点が欲しい札幌だったが、後半17分に元札幌で聖地厚別を知る水戸FW吉原が入り、嫌な予感がよぎったサポーターもいたはず。
 
 すると、たった1分後に予感が的中してしまう。その入ったばかりの吉原がクロスに頭で合わせ同点ゴール。ワンチャンスをものにした吉原も見事だったが、札幌が押し気味の展開の内に追加点を奪えなかったことが、勝負の分かれ道だった。
 
 これで、今季厚別で8戦中、2勝1敗、5度目の引き分け。これを「負けない厚別」ととるか、「勝てない厚別」ととるか…。今シーズンが終わった時に、サポーターも振り返るだろう。J1に向け残されたチャンスは多くはない。
 (写真はいずれも9月2日、札幌厚別公園競技場、撮影・石井一弘)
 
 
 上写真/水戸戦前半22分、コンサド−レ札幌のMF藤田(7番)が左サイドを駆け上がり、水戸のDF下田(16番)とマッチアップ。最近勢いが出てきた
 
 
 上写真/今売り出し中のコンサドーレ札幌のMF古田(27番)が水戸FW高崎(11番)と激しくボールを奪い合う
 
 
 上写真/水戸戦後半6分、コンサドーレ札幌のMF西(左端)は先制ゴールを決め藤田(7番)に頭をなでられ目を細める
 
 
 上写真/水戸戦後半21分、シュート体制に入ったコンサドーレ札幌のFWキリノはGK本間に抱きかかえられるようになったが、反則の笛は鳴らず
 
 下写真/体制を立て直したFWキリノ(19番)がシュートを放つも惜しくもはずれる、右端MF古田(27番)、水戸GK本間
 
 
写真はいずれも石井一弘撮影