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「池淳の岡目八目」コンサドーレの秘策を探る 30

17・10・19
ウタカ停止 今なら勝てる

 北海道コンサドーレ札幌は10月21日午後4時からアウエーで11位のFC東京と対戦する。コンサドーレは第29節で3位柏レイソルを無失点の3−0で完封勝利した勢いが漂っている。F東京は9月の監督交代劇の余韻が残っている。コーチの安間貴義(48)を監督に昇格させたが、1勝2分け1敗で直近の15位ヴァンフォーレ甲府と1−1の引き分け。この試合でFWウタカ(8得点)が「乱暴な行為(S2・レッドカード)」で退場、今節出場停止。さらにFW大久保嘉人のけがが長引いているようだ。最大の武器は、永井謙佑、丸山祐市、橋本拳人らのシュート力。かなりロングから打ってくる。
 安間監督は、選手のモチベーションを気にしている。さらに運営会社では次期の「候補の見積もり」も噂(うわさ)されている。

【札幌の秘策】スタメンを見るのが辛いほど「道産子」コンサドがいない。確かに7月以降入団した「助っ人選手」、それにFWのジェイの存在感は、J1の「味覚」では引けを取らない。GKク ソンユンが、ひと回り大きくなったようだが、永井らのロングシュートを「前へこぼさないか」が気掛かり。
 前節の柏レイソル戦では、ジェイが2得点1アシストで目立ったが、FW都倉賢が、相手DFをかなり引っ張っていた。ジェイ縛りが来たら、ウタカと同じ8得点の都倉の出番だ。左足ではなくても「右足でのトウキック」を見たい。

■速報=(株)コンサドーレは15日、札幌U−18のFW藤村怜=れん=(18)のトップチーム昇格を発表した。藤村は空知管内栗山町出身で176センチ、68キロ。すでに2種登録選手として5月3日のYBCルヴァンカップのFC東京戦に出場していた。
 2020年の東京五輪・パラリンピックのサッカー日本代表監督に森保一氏(前サンフレッチェ広島監督)が、就任することがJFAの会議で決まった。
 札幌の名塚善寛コーチが、このほど「S級ライセンス」を取得した。
池田淳