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「池淳の岡目八目」コンサドーレの秘策を探る 27

17・09・20
新潟から勝ち点を取り戻せ

 北海道コンサドーレ札幌は9月23日、ホーム札幌ドームでアルビレックス新潟と、午後2時から「リベンジゲーム」に挑む。第12節で、5月15日に就任したばかりの呂比須ワグナー監督の新潟と対戦し0−1で惜敗した。ブラジルからの新加入FWホニにやられた。

 新潟は7節でヴァンフォーレ甲府にアウエーで勝っており、2勝5分け19敗。勝ち点11からの追い上げを諦めない。2004年にJ1に昇格、昨年、一昨年は15位、2012年にも15位の3度の降格ラインを切り抜けている。26節は首位・鹿島アントラーズ戦で前半2−0の「攻めの呂比須」の一角が見えた。後半4失点したものの「北陸の逞しさ」を見せた。北海道、宮城(ベガルタ仙台)、新潟の3チームは日本のサッカーを「支えられる広がりとバックアップ」として、わが「北のサッカーアンビシャス」が、当時の池田弘会長と対談したことがある。同じ時代にJリーグに参入したチームとして、これからも助け合っていきたい。

 【札幌の秘策】都倉賢、ヘイス、ジェイの3トップを見たい。チャナティップは、3トップの受け皿、福森晃斗と縦ラインで組ませてみたい。攻撃は左のラインだけで面白い。チャナは、途中までベンチで試合を感じ取らせ、小野伸二と終盤で左右から組み立てるのも面白い。16日のヴィッセル神戸戦はGKク・ソンユンの欠点が2得点差になった。この選手のベンチスタートも勉強になる。
池田淳