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J1第26節(9月16日)、敵地で神戸に完封負け。3連勝とはならず

17・09・19
 9月16日、北海道コンサドーレ札幌はアウエーの神戸総合運動公園ユニバー記念競技場でヴィッセル神戸と対戦。試合立ち上がりに先制点を許した札幌は、さらに追加点を決められ2点ビハインドの苦しい展開。後半、神戸ゴールへ迫るシーンを作った札幌だったが、最後までネットを揺らすことが出来ず0−2で敗戦。これで札幌は7勝5分け14敗、勝ち点26で、順位も変わらず14位となっている。

 前節今季初の連勝を決め、チーム状態は上向きの札幌。J1の舞台では16年ぶりとなる3連勝をかけて敵地に乗り込んだ。

 しかし、その思惑とは裏腹にホームの神戸がいきなり牙をむく。前半4分、左サイドでボールを持った神戸MFポドルスキが中央へ切り込みながら右足を振り抜く。GKク・ソンユンがパンチングではじくが、こぼれ球を神戸FW田中がダイレクトで押し込み先制点。

 早い時間帯の失点ということもあり、札幌は気持ちを切り替えて相手ゴールを目指す。特にMFチャナティップが攻撃の起点となり、小刻みなステップのドリブルや鋭いスルーパスでチャンスを演出していく。

 札幌が流れをつかみはじめたが、チャンスでゴールを奪えないでいると、神戸に追加点を許す。前半22分、神戸左からのコーナーキックをMF藤田が右足でゴールに向かってくるボールを入れると、神戸DF渡部が頭で合わせて2点差に。

 後半に入り、札幌は開始からFW都倉に代えてFWジェイを投入。前線のターゲットとして機能し、力強いドリブルや高いヘディングで圧力を強めた。

 攻め込む回数が増え、なんとかゴールをこじ開けたい札幌は、後半20分にMF宮澤に代えてMF小野、後半34分にDF河合に代えてMF菅と攻撃のカードを切って行く。

 それでも、統率のとれた神戸の堅い守りの前に最後までゴールが遠くノーゴール。0−2で敗れ、またもやアウエーでの勝利をつかむことは出来なかった。

 次節札幌は9月23日に札幌ドームで最下位に沈むアルビレックス新潟(勝ち点11)と対戦する。残留に向けて負けられない、いや勝たなければならない一戦だ。
編集部