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『池淳の岡目八目』コンサドーレの秘策を探る 22

17・08・11
目の上のタンコブ甲府に一矢

 後半戦を迎えての好勝負。15位の北海道コンサドーレ札幌は8月13日午後1時からホーム札幌ドームで14位のヴァンフォーレ甲府と対戦する。両者の対戦は4月に甲府で行われた第5節で甲府が2−0で勝利している。甲府にしてみると新任の吉田達磨監督が引き受けて以来、最高点の虎の子2得点だ。これまでの総得点は11で(8月9日現在)リーグの最下位。何にしろ複数得点2がウイルソンと堀米勇輝の2人だけで、期待のドゥドゥ、松橋優、エデル・リマらは1点どまり。その代り失点が23と下位グループでは堅守の方だ。ポゼッションサッカーに徹しているのだろう。

 【札幌の秘策】ここは堅守速攻と言ってはいられない。貪欲に点を取っていく「気概」を見せてほしい。20節でガンバ大阪に1−0で勝利した甲府でもあり、コンサドと同じパターンで「攻め」に転じてくる気配も感じられる。ホーム5勝2分け3敗のパターンは、やはりサポーターの後押ししかない。ヘイスの元気がない。ジェイの先発、小野伸二は右のウイングがいい。
池田淳